【RICOH】GRIIIのススメ
こんにちは。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
本日は発売から1年を過ぎたRICOHのGRIIIを過去に撮りためた写真と共に紹介したいと思います。
↓ 本日ご紹介するMAP TIMESで使用した機材はこちら ↓
RICOH(リコー) GRIII
青々とした爽快な空と西新宿のビル群がGRシリーズ伝統の28mmの画角に納まり、ダイナミックに都市景観を捉えることができました。
APS-Cサイズの大型センサーをコンパクトな筐体に搭載しているGRIIIは、仕事のカバンなどにもそっと忍ばせておくことができるため、何気ない日常をフルサイズセンサー並みの高画質で切り取ることができます。
※GRシリーズを詳しく知らないという方もいらっしゃると思うので、ここで簡単に変遷を補足しておきます。
1996年にデビューしたGR1(フィルムカメラ)から始まり、以降4台のフィルムカメラを発表しました。そして時代はデジタルに移ります。2005年に待望のGR DIGITAL(1/1.8型CCDセンサーを搭載したデジタルカメラ)が登場し、その後、センサーサイズをAPS-Cに大型化したGRと姿を変え、昨年の2019年にGRIIIが発売されました。
その間、GRシリーズ*では「28mm」の単焦点レンズを採用しており、伝統の28mm画角が今もなお受け継がれています。
*GR21は21mmの単焦点レンズ
先代のGRIIではセンサー内に入った塵などが撮影時に写ってしまうという問題が発生していましたが、GRIIIでは新たにダスト除去機能が搭載されたため、青空にポツンと黒点が写り込んでしまうなんていう事態は回避できそうです。
コンパクトな筐体だからこそ、片手で素早く撮影ができ、意図した瞬間を逃しません。
また、手振れ補正機能(Shake Reduction)により、歩きながらでもブレを気にせずに安心して撮影が行えます。
このカメラを持ち歩くと、ガラス越しのスナップをつい撮りたくなってしまいます。
50mm(700万画素)にクロップして撮影してみました。
GRIIIでは28mmの画角から35mmと50mmにクロップして撮影することができます。
2424万画素の高画素センサーを搭載している恩恵により、クロップしても描写力を損なわず、より柔軟な構図で撮影を行うことが可能です。
モノクロでの描写は日常をよりドラマティックに演出させてくれます。
GRIIIは多彩なモノクロ表現が定評があります。10種類のイメージコントロールが搭載されていますが、そのうち4種類がモノクロの設定となっています。
GRIIではマクロコンバージョンレンズを装着することで可能だったマクロ撮影ですが、GRIIIではマクロモードが搭載され、レンズ先端から6㎝まで寄ることができます。
これにより、近接撮影による豊かなボケを活かした表現が可能になり、撮影の幅が広がりました。
いつもなら見逃してしまう景色も気軽に、そして高画質に残すことができるのがGRIIIなのです。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
このブログをきっかけにGRIIIに興味を持っていただけたら幸いです。
それでは、またの機会にお会いしましょう。