ついに発売!TAMRON 70-180mm F2.8 DiIII VXD 撮影編
Eマウントユーザー待望のレンズがタムロンより登場しました!その名は『TAMRON (タムロン) 70-180mm F2.8 DiIII VXD』。ミラーレス専用レンズとして発売されている『28-75mm F2.8 DiIII RXD』、『17-28mm F2.8 DiIII RXD』に継ぐ3本目のF2.8通しズームになります。
前回は、外観を中心にお送り致しましたが、今回は店内で撮影した写真をお届けいたします。
焦点距離:70mm 絞り:F5 使用機材:SONY α7 III
PATEK PHILIPPE(パテック・フィリップ)アニュアルカレンダー 5396R-011を撮影してみました。
包み込む柔らかな光が風防の透明感をしっとりと再現してくれています。
特徴的なムーンフェイズが、時を知らせるだけでなく
「新月」「満月」「上弦」「下弦」もお楽しみいただける素晴らしい時計です。
焦点距離:180mm 絞り:F2.8 使用機材:SONY α7 III
柔らかな手とガラスのビー玉という、質感の異なるものを同時に写し込んでみると、
手の部分はタムロンらしい柔らかさを表現しつつ、ストロボでビー玉の底に入れた光によって透明感を感じることが出来ます。
焦点距離:180mm 絞り:F5 使用機材:SONY α7 III
今度は建物のバルコニーに差し込む光を活かし、設置されている金具にピントを合わせて撮影してみます。
かなり明暗差が激しい状況でしたが、金具に反射する光を捉え、浮かび上がるような表現が出来ました。
焦点距離:180mm 絞り:F2.8 使用機材:SONY α7 III
Leica M10-Pホワイトを先頭にM10-Pシリーズを並べてみました。
手前からWhite 、Ghost Edition、シルバークローム、Black & Grey Edition、ブラッククローム、ASC 100 Edition と並んでいます。
whiteの白い張革がクリアに再現されるとともに、ピントが合った面を中心に奥に向かって溶ける様にボケていくのが分かります。
焦点距離:180mm 絞り:F2.8 使用機材:SONY α7 III
ガラスの上に乗ったContax T2にピントを合わせると、反射に写ったチタンボディのシャープな存在感を切り取ることが出来ました。
焦点距離:180mm 絞り:F2.8 使用機材:SONY α7 III
階段の下から上に向かって木材にあたる影と奥にある光源を意識しつつ撮影します。
すっきりとした影が木材にかかり、光源部分には若干の口径食は出ているものの柔らかに表現されます。
焦点距離:180mm 絞り:F3.5 使用機材:SONY α7 III
金属の質感を確認してみたくバルコニーにあるボルトの根元にフォーカスしてみました。
ソリッドな素材感とねじ切り部のシャープさが落ち着いたトーンで写し込むことが出来ました。
今回は明るさや動きが制約される店内で撮影してみましが、TAMRON 70-180mm F2.8 DiIII VXDは、F2.8という明るさを持ちながら、
コンパクトな鏡筒に収められているため取り回しがよく、寄りも引きもしっかりと描写することが出来ていました。
また、コストパフォーマンスも高く、屋外はもちろん、その取り回しの良さと明るさを活かして室内でも活躍する万能なレンズに仕上がっています。
マップカメラとして緊急事態宣言を受けて外出先での撮影を控えております。新製品のKasyapaなどはコロナウイルス終息後に実施予定になりますので少々お待ちください