【Photo Movie】Nikon COOLPIX P6000
【変革時代のNikon COOLPIX P6000】
COOLPIX PシリーズのPはPerformanceの意味を表し、撮影機能や操作性を追求したシリーズの最上位に位置付けられるハイエンドコンパクトデジタルカメラとして、COOLPIX P6000は2008年に登場しました。
このCOOLPIX P6000のボディ形状はボディ表面の上質な処理や、グリップに貼られたラバーのしっとりとした質感、撮影モードダイヤルの心地よいクリック感など、クラスの違いを見せつけるカメラ好きとしては大いに気になるカメラでした。
レンズにはEDレンズ2枚を使用した光学4倍ズームを搭載し、35mm判換算で約28~112mmに相当する画角となり使い勝手が格段に向上。またイメージセンサーには、有効画素数1,350万画素の1/1.7型CCDを採用と撮影者が理想とする描写力を発揮してくれる内容でした。
これまで主流であったズームレンズよりもワイド側に重きを置いた画角の選択を歓迎する声は多かったと思います。
そしてこの光学ファインダーは見え具合が今一歩で、コンパクトなボディに収めるため必要最小限といった感じがしました。そこで個性的にカスタマイズできるアイテムとして、クラシックカメラのようなフォルムが楽しめる外付ファインダーNH‐VF28は、明るく見やすく焦点距離28mm(35mm判換算)相当の画角をカバーします。
GPSや有線LANのための端子など、とてもユニークな機能も内蔵していて質感や造りの良さと圧倒的な描写力でP6000は、競争力を高めた多機能コンパクトカメラに仕上がっています。
今回はニコンが展開するコンパクトデジタルカメラシリーズである「COOLPIX」の中からパフォーマンスモデルとなるPシリーズをご紹介しましたが、2020年現在のPシリーズは、COOLPIX P1000やP950などの超望遠ズームレンズ搭載カメラとなり、このようなカメラは他メーカーをみても積極的な展開は見られず、独自の分野として存在感を放っています。
一眼カメラでは実現が難しいとされる超望遠機能を備えたモデルがラインナップされ、ある一つの突出した性能を持ったモデルを展開するのはNikon COOLPIX Pシリーズの面白いところだと感じます。
【Nikon COOLPIX P6000 Movie】
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