【MapCamera × Photo Movie】Leica M6
【絶対ライカ Leica M6】
カメラ好きの誰もが憧れるライカ、いつの時代も高嶺の花であり続けたとても高価で気品のあるカメラ、それはデジタルの時代になっても同様に世のカメラ好きを魅了し続けています。
今回ご紹介する「Leica M6」は、1984年に登場したM型ライカの中の超ロングセラー機です。1954年にM型ライカを象徴する初代機「Leica M3」で確立されたM型ライカのフォルムに唯一機能面で不足していた露出計を搭載した絶対的な存在です。
いつの時代もライカには夢がある。時代に合わせて姿かたちを変えながらも、その伝統と革新を受け継ぐライカスピリットは流れ続けている。
この世にライカが誕生して、名機から最新機種まで手にできる至福の時は、間違いなく永遠に続く。私が初めて手にした「Leica M6」が教えてくれた「ライカのこと」です。
【Leica M6で撮る】
ライカを使うこと、ライカで撮ること、写真とは、カメラとは、そんな疑問や撮影する感覚などカメラの基本はこの「Leica M6」で習得しました。
まずレンズを決めて、フィルムを入れて、シャッタースピードと絞りを選んで距離を合わせてから構図を決める。
写真を撮るというシンプルな行為ひとつひとつを自分の手で進める楽しさや喜び、撮影の流れを体得することができました。
【M型ライカの魅力】
M型ライカの楽しさは一度手にしてみれば分かります。ファインダーは現実を見事に切り取ってくれます。巻き上げレバーの絶妙なトルク感から信頼を感じ取ることができます。
シャッターボタンを押し込む感触や高速時の切り込むようなシャッター音と低速時の余韻を引くシャッター音には、何とも不思議な快楽を覚えます。
M型ライカを手にした時、いつもとは違う日常が始まっている実感が沸いてくるはずです。一台のカメラ、M型ライカの向こうには無限の楽しみ方が広がっている・・・そんな魅力溢れるカメラです。
【M型ライカのコンセプト】
ライカの歴史の中で、M型ライカの始まりは35mmカメラの原点を築いたライカM3からはじまります。
M3の型番が意味する3つの基本コンセプト、More Rapid(より速く)、More Convenient(より便利で)、More Reliable(より確実に)、この「3つのM」が含まれているそうです。
ライカはそれ以上でも、それ以下のものでもない。写真を撮るための道具でありますが、ライカ独特の操作感覚が存在します。
1954年に登場したM3と1984年に登場したM6を見比べてもM型ライカの基本構造は、ほとんど変わっていません。直線で構成されたボディラインにレンジファインダー、このフォルムとコンポーネントには、ライカが描く究極の機能美、魅力、秘密が集約された結果だと言えます。
M型ライカは、M3の登場でほぼ完成されていたわけで、当時の時代背景と時勢によって実現された産物だと思います。
【MapCamera 創業26周年~感謝を込めて~】
マップカメラが誕生して26年。ライカが誕生して106年。私が初めてライカM6を手にしたのが1996年。何かご縁があるのかもしれません。
いよいよ8月13日、マップカメラは創業26周年を迎えます。
これもひとえにお客様、また皆様の多大なるご支援あってのものであり、心より感謝いたします。本当にありがとうございます。
それに先駆けて「創業祭特別企画」がスタートしますので、是非そちらもお楽しみに!
今後もマップカメラをよろしくお願いいたします。
【LEICA M6 Movie】
ただいま、マップカメラが運営する「カメラ」をカッコよく、魅力的に紹介するインスタグラム「自機自賛」でも特別企画をご覧いただけます。是非こちらも【jikijisan_mapcamera】チェックしてみてください。
今後も「PhotoMovie」では、過去から未来へと皆様の期待に応える新製品から懐かしいカメラまでご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。次回の「PhotoMovie」はどんなカメラが登場するのか、お楽しみに!