【Canon】 R STYLE ~RF24-70mm F2.8 L IS USM~
焦点距離:24mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/250 秒 ISO:100
使用機材:Canon EOS R + RF24-70mm F2.8 L IS USM
Canonのミラーレスカメラのシステム、「R」
2020年7月9日に発表されたEOS R5とEOS R6はこのRシステムの新機種になります。
【 R STYLE 】ではCanon EOS Rシステムにフォーカスし、その魅力をお伝えして参ります。
今回はCanon RF24-70mm F2.8 L IS USMをご紹介いたします。
RF24-70mm F2.8 L IS USMはCanon初のミラーレス用大三元標準ズームレンズ。
開放F2.8通しの標準ズームレンズは必須と言っても過言ではありません。
RF24-70mm F2.8 L IS USMの主な仕様は下記のとおり。
レンズ構成:15群21枚
絞り羽根枚数 :9枚(円形絞り)
最小絞り :22
最短撮影距離:0.21m(24mm時)
最大撮影倍率:0.3倍(32mm時)
特殊光学材料 :非球面×3、UD×3
フィルター径:82mm
最大径×長さ:φ88.5×125.7mm
質量:約900g
手振れ補正効果:5段分
ちなみにEF24-70mm F2.8L II USMの主な仕様は下記のとおりです。
レンズ構成 :13群18枚
絞り羽根枚数 :9枚
最小絞り :22
最短撮影距離 :0.38m
最大撮影倍率 :0.21(70mm時)
特殊光学材料 :非球面×3、スーパーUD×1、UD×2
フィルター径 :82mm
最大径×長さ:約φ88.5mm×113.0mm
質量 :805g
EF24-70mm F2.8L II USMと比較するとその差がはっきりとわかります。
大きな差としては、
1.レンズ構成が変わり、RFでは多くのレンズが使用されている
2.ISが搭載された
3.最短撮影距離が0.17m短くなった
の3点があげられます。
ミラーレス使用にする上で、レンズが多く使い、ISを搭載することで、
質量はEF用と比較し95g重くはなっていますが、それ以上のメリットがこのレンズにはあるのです。
その質量の違いも、Canon マウントアダプター EF-EOS Rが約110gなのでアダプターを使用した方が重くなります。
ミラーレスカメラの解像力を存分に発揮させるのであれば、最適化されているRF24-70mm F2.8 L IS USMがいいでしょう。
焦点距離:66mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/100 秒 ISO:160
使用機材:Canon EOS R + RF24-70mm F2.8 L IS USM
こちらはジニアの花。
開放F2.8で撮影をしましたが、ピント部分はしっかりとシャープで、
ボケ初めの部分からは柔らかくボケているのがわかると思います。
焦点距離:70mm 絞り:F4 シャッタースピード:1/320 秒 ISO:160
使用機材:Canon EOS R + RF24-70mm F2.8 L IS USM
雨上がりの薔薇の写真。
茂みの中にまだ咲いていない一輪を見つけました。
RF24-70mm F2.8 L IS USMは防塵防滴。
マウントの接合部にラバーリングがあり、過酷な環境でも水滴や粉塵の侵入を防ぐことができます。
RFレンズには新たにコントロールリングも搭載されています。
ボディ側のダイヤルと合わせると合計4つの操作ダイヤルがあることになります。
Canon コントロールリングマウントアダプター EF-EOS Rでもコントロールリングを付加することはできますが、
場所がレンズとボディの接合部になるので、ズームレンズ使用時には使いにくいこともあります。
その点、レンズの前方にコントロールリングがあるRFレンズは非常に使い易く、便利です。
ミラーレスカメラ用に最適化されたRF24-70mm F2.8 L IS USM。
EF24-70mm F2.8L II USMから進化を遂げ、よりズーム全域で高画質を実現しています。
また、EOS R5やEOS R6に搭載されているボディー内5軸手振れ補正機構との協調制御ISでは、
8.0段分の手振れ補正効果を得ることが可能です。
Canon EOS Rシステムをお使いの方や、乗り換えを検討されている方、
ぜひこの1本を新たな標準ズームレンズにしてみてはいかがでしょうか。
焦点距離:70mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/100 秒 ISO:100
使用機材:Canon EOS R + RF24-70mm F2.8 L IS USM
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