【MapCamera × Photo Movie】RICOH GR1s
【MapCamera 創業26周年~感謝を込めて~】
マップカメラは8月13日で26周年を迎えます。
これもひとえにお客様、また皆様の多大なるご支援あってのものであり、心より感謝いたします。本当にありがとうございます。
それに先駆けて創業祭特別企画「夏」撮りもどそう!がスタートしました。26周年創業祭特別連載ブログ「自機一体」や創業26周年記念のOBIストラップの新製品「OBI MONOCHROM」4種を発売!その他、お得なイベント多数開催中です。是非そちらもご覧ください!
今後もマップカメラをよろしくお願いいたします。
【伝説のコンパクトカメラ RICOH GR1s】
高級コンパクトカメラRICOH GRシリーズは、多くのユーザーや写真家たちから寄せられた要望を取り入れたカメラとして登場しました。一眼レフ用のレンズ性能に匹敵する描写力をもち、撮影者の意図を確実に写真に反映する機能を装備したカメラ「RICOH GR1」は、1996年に登場してから高級コンパクトカメラの定番として定着しました。
そして2年後の1998年に、リコーこだわりのアイテムが標準装備されたGR1sが登場しました。GR1の大きな特徴のひとつと言えば広角のGRレンズ28mmF2.8ですが、画角が広いために逆光線を拾うケースが多くなりがちのため、レンズ部に着脱可能な本格的花形フードを装着し、さらにフィルターも装着が可能となりました。
【GR LENS 28mmF2.8】
GR1シリーズの最大のアドバンテージはレンズの描写力にあります。銘玉GRレンズ 28mmF2.8の描写の味と性能について語っていきますので、最後までお付き合いください。高級コンパクトカメラだから写りがいいのは当然ですが、写真の現像上がりを目にした瞬間に写りの良さと解像度の高さを感じさせるインパクトの強さが違います。
このGRレンズは、撮影距離や絞りが変わっても性能変化が少なく、歪曲収差、周辺光量、ゴーストなどを徹底して排除する設計がされています。レンズ後玉からフィルム面までのバックフォーカスが短い広角レンズに多用される対称型(絞りが中央にあり、その左右のレンズ群が同じような構成になっているレンズのこと)で、絞り羽根を開けても絞っても描写が大きく変わらないレンズです。
【GR1シリーズのファインダーと視野性】
名機と呼ばれるカメラに共通しているのは、ファインダーの視野性にあります。使い手の心を揺さぶるためには、ファインダーを覗いただけで写りの良さを実感させることはとても大事な要素です。
まずファインダー倍率は、ファインダーを覗いたときの視野が肉眼で見たときに比べて、どれくらい小さいか大きいかを表すファインダー光学系の倍率のこと。そして視野率は実際にフィルムに写る画面に対して、ファインダーで見える範囲の割合のことを言います。
GR1シリーズの高い視野性は、高いピント精度と描写性能を最大限に発揮させるボディメカニズムのひとつです。
【GR1のデザイン】
撮る道具に徹して操作性を追求したGRのデザインは、装飾を廃して直線的で硬派なイメージが前面に押し出されています。マグネシウム合金を使ったカバーと表面処理はできるだけ簡素にして、ダイヤルやボタンは操作のしやすさと同時に確認のしやすさも重視することで、精密感と実用性を兼ねています。
手にフィットする手触り感やホールディングのしやすいグリップ部の革張りは、クラシカルな雰囲気を醸し出しています。GRのブランドイメージを高めたリコーは、これかも多くのカメラファンにその描写性能を知ってもらうことを目的に、デジタルカメラになった現在もGRシリーズ拡大と進化を続けてくれると信じています。
【RICOH GR1s Movie】
ただいま、マップカメラが運営する「カメラ」をカッコよく、魅力的に紹介するインスタグラム「自機自賛」でも特別企画をご覧いただけます。是非こちらも【jikijisan_mapcamera】チェックしてみてください。
今後も「PhotoMovie」では過去から未来へ時代とともに、皆様の期待に応える新製品から懐かしいカメラまでご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。次回の「PhotoMovie」はどんなカメラが登場するのか、お楽しみに!