本日8月10日は4年前に制定された国民の休日「山の日」です。
下界の喧騒から離れ、山の上で過ごした日々を思い返したいと思います。
初めて登った2,000m峰、南アルプスの地蔵岳山頂直下で撮った一枚です。
この日はちょうど4年前の山の日で、私の誕生日でもあります。
日の出前に小屋を出て、ふと振り返ったらこの雲海が広がっていました。初めての景色に感動しながら何度もシャッターを切ったことを今でも鮮明に思い出すことができます。
薬師岳付近の稜線からの一枚です。
ゴツゴツとした岩と、ふわりと浮かぶ雲の絨毯の対比が雄大です。
稜線の南側には青々と低草が茂っていますが北側にはポツポツとしか生えていないのが見て取れます。自然は正直ですね。
季節は変わり冬山。
梅雨が明けたと思ったら連日真夏日で、もう冬が恋しい方も多いのではないでしょうか。
関東からアクセスもよく、冬山入門にオススメと言われる谷川岳で撮った一枚です。
一面に見える模様はノルウェー語でスカブラと言われるもので、比較的風が強く傾斜の緩い山で見られます。
こういった自然が作り出す美しい模様に出会うと背中に鳥肌が立ちますね。
富士山山頂からの下山時に撮った2019年の初日の出です。
山頂から初日の出を撮る予定でしたが、山頂での幕営時にカメラからバッテリを抜き忘れ朝起きたら寒さでバッテリが空になっているという悲しい事故があり泣きべそをかきながら下山しつつスマートフォンのパノラマで撮りました。
下山してから数日間凹みましたが今となっては良い笑い話です。
群馬県が誇るクライミングのメッカ、裏妙技のシンボルとも言われる丁須の頭です。
何をどうしたらこんな形のものが出来るのか不思議ですね。
目の前に見える鎖を頼りに上まで登っていけば妙技を一望できる大パノラマが。
焦らず一手一手確かに登りましょう。
山といえば登山もいいですが自転車でのヒルクライムも格別です。
自転車でいける国内で最も高い場所、乗鞍岳です。
毎年行っているのですが、今年は先日の大雨で土砂崩れがおきてしまい登れそうもないようです。
「山は逃げない」
無理な登山計画ばかり立てていたころの私がよく言われた言葉です。
来年でも再来年でも山はずっとそこにあるのだから、無理せず焦らず人間の都合ではなく山と天気のご機嫌を伺いながらまた好機が来るのを待ちたいですね。