普段は単焦点の標準、望遠レンズを使って撮影を楽しんでいます。その一方で最近、広角の単焦点レンズを使ってみたいと思うようになりました。
数年前にNikonのAF-S 24mm F1.4Gを借りてみた時は正直、私には使いこなすのが難しそうなレンズだな、と感じました。その時の写真を見返すと「ただ、撮ってみました!」感が強く出ている画像がいくつもありました。私にとって広角レンズとは、気をつけないと他のレンズ以上に「面白くない写真」になりがちな、逆に言えばちょと考えて使うことでとても面白いレンズになり得るものなのだと思います。
その後、普段使っている標準、望遠レンズでの撮影を通して少しずつ「今、持っているレンズでは撮れないような写真にチャレンジしてみたい!!」という気持ちが芽生えてきました。何かの写真を撮っている時、「ここに広角レンズがあれば面白いかも・・・・・」と思うことも。これは新たなレンズを手に入れる良い機会なんでしょうね。どうやら好機が訪れているようです。
レンズの明るさも大きな魅力です。室内での撮影にはとても心強いです。背景のボケも標準や望遠レンズのとろけるようなそれとは違って背景がわかるようなボケであり、これも広角単焦点レンズの特徴のひとつと言えます。
広角レンズは良くも悪くも撮りかたによって写真の印象が大きく変わりやすいです。私が今、このレンズを手に入れたら、例えば風景撮影などではアングルをいろいろ変えたりしながら、その違いを楽しんでみたい、と考えています。