【Canon】BAZOOKA日記 Vol.5
久方ぶりのBAZOOKA日記。
ご紹介するのは『Canon RF600mm F11 IS STM』です。
ミラーレス一眼カメラ専用の超望遠レンズをご紹介するのは初めてになります。超望遠レンズと言えば、モータースポーツや航空祭などで多用されるレンズ。そして、重量と圧倒的存在感があるイメージを持たれる方が多いでしょう。しかし、『RF600mm F11 IS STM』は軽量でコンパクト。なので、今回は超望遠レンズでスナップ撮影をしました。
使用機材:Canon EOS R5 + RF600mm F11 IS STM
桟橋に連なった街頭。F値がF11で固定されているこのレンズでも、しっかりボケた写真も撮れるのだなと思った一枚です。カメラから被写体の距離、被写体と背景との距離、この二点の関係性を考えればこのようになります。
使用機材:Canon EOS R5 + RF600mm F11 IS STM
条件次第ではF11の設定が好ましいこともあります。例えばこちら。木の葉にスポットライトのように日が差していた場面です。明暗の差がはっきりした写真を撮る際は、絞るかシャッタースピードを上げるかのどちらかで作り上げます。
使用機材:Canon EOS R5 + RF600mm F11 IS STM
撮影したのは立っているだけで汗をかく猛暑日。日陰で休憩していたところ、ベンチの手すりにスズメが飛んできたので撮ってみました。『RF600mm F11 IS STM』の最短撮影距離は4.5m。スズメにこちらの存在を察知されることなく撮れました。
使用機材:Canon EOS R5 + RF600mm F11 IS STM
遠くにそびえ立つ巨大な橋。超望遠レンズによる圧縮効果でとてもダイナミックな一枚になりました。
使用機材:Canon EOS R5 + RF600mm F11 IS STM
使用機材:Canon EOS R5 + RF600mm F11 IS STM
葉に隠れるようにそっと咲いていた蓮の花。花弁のディテールがしっかりと描写されています。ちなみに花弁に見える線は花脈と呼ぶそうです。時期が過ぎてしまった写真ではありますが、一番のお気に入りなので載せさせていただきました。
使用機材:Canon EOS R5 + RF600mm F11 IS STM
完全に日が沈んだ後も少しだけ撮影を続けました。光源を求めて撮影したのはビルの外壁。SF映画のような近未来を感じさせます。
驚異的な機動力を誇る『RF600mm F11 IS STM』。約930gという重量と沈胴構造の採用による携帯性で、一般的な大きさのカメラバッグであれば収納ができてしまいます。絞り固定という特性と向き合いながら撮影するのは想像以上に楽しい時間でした。超望遠撮影に興味があるという方にはぜひ一度触っていただきたい1本です。
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