【Nikon】コスモス畑で見つけたきっかけ
まだまだ暑い日が続いていますが最近、少しずつ季節が秋に向かってきていると感じます。コスモスといえば夏にも咲いているのを見ることがありますが、秋桜と書くだけあってやはり秋を感じさせる草花ですね。これからの季節、いろんなところで目にすることでしょう。
この写真は数年前の10月にNikon AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VRで撮影した時のものです。
息子の保育園の運動会で使うために会社からデモレンズをお借りしたのですが、当日は雨で順延。レンズが使えなくて残念、と思っていたところ運よく昼前に雨が上がったので、午後から家族で自転車に乗って川沿いにあるコスモス畑に出かけました。
それまで望遠レンズというものをちゃんと使ったことがなかったというのもありますが、とにかくその描写力の高さに驚きました。高画素機(D800)のカメラとの組み合わせの相性もありますが、高画質でなおかつ、自然で美しい写りにすっかり魅了されてしまいました。そして何よりこれまで使ってきたレンズと違って被写体から距離をとってファインダー越しに見えるその動き、様々な表情を見ながらシャッターをきる行為自体がとても新鮮で楽しかったです。まったく思いがけないところで自分にぴったりの道具に出会ったような気分でした。結局、この時の撮影がきっかけとなり思い切って数週間後に中古レンズを購入しました。
レンズを購入した翌年の運動会でこのレンズを試してみましたが結果は・・・・・全然ダメでした。始まってすぐに持っていた別のレンズに交換をしました。この頃にはこのレンズを使うのにすっかり慣れていたので予想どおりでした。園庭が狭かったり、他の園児の親御さん達も大勢いらっしゃる中でこのレンズを使うのは少々無理があったのです。やはりある程度、広い場所で力を発揮するレンズなんだと改めて感じました。そう考えるとあの時、コスモス畑に行ってこのレンズの良さを知ることができたのはとってもラッキーだったのかなと思います。これからもこのレンズを使って写真を撮っていくのが楽しみです。