朝晩はめっきり肌寒くなり、季節の移ろいを実感します。
季節の変わり目は体調を崩しやすいため、皆様もくれぐれもご身体をご自愛なさってください。
それではさっそくですが、本題に入りたいと思います。
表題の通り、CONTAX T3で日常の風景を切り撮ってみました。
↓ 本日ご紹介するMAP TIMESで使用した機材はこちら ↓
CONTAX (コンタックス) T3
FUJIFILM (フジフイルム) PROVIA100F 135/36枚撮り
実はリバーサルフィルムを使うのはこれが初めてです。
T3の描写と合わさり、どのような写りをするのか楽しみにしながら、現像から上がってくるのを待ちました。
film / FUJIFILM PROVIA 100F
さて、肝心な写りはというと…
日常の何気ない風景もリバーサルフィルムで撮ると、何処となくドラマティックでストーリー性を感じます。
T3のシャープで高コントラストな描写がそれを一層引き締め、まるで映画のワンシーンのようです。
film / FUJIFILM PROVIA 100F
リバーサルフィルムは色乗りが良く、解像度も高いため、風景撮影にはとても適しています。
その場の光をそのままフィルムに閉じ込めたかのような、そんな気配さえ感じます。
film / FUJIFILM PROVIA 100F
有機物と無機物を一緒に撮影しましたが、どちらの表現も素晴らしいです。
草木の立体感やクレーンの鉄骨一本一本も緻密に描写されており、いい意味でフィルム写真とは思えない感動があります。
film / FUJIFILM PROVIA 100F
「ノスタルジー」という言葉がしっくりきます。ここから色々な想像を膨らませるのも一興でしょう。
T3のCarl Zeissレンズは、緻密で繊細な表現を得意としており、空気感そのものを写し出します。
film / FUJIFILM PROVIA 100F
光の表現がとても美しいです。
リバーサルフィルムはラチチュードが狭いため、適正露出での撮影が求められますが、
その露出さえしっかりとハマれば、豊かな光のグラデーションを生み出すことも可能です。
是非この機会にコンパクトなCONTAX T3を持ち出して、秋色に染まった日常を切り撮ってみてください。
そこには非日常と出会えるチャンスが広がっていることでしょう。