【Canon】クラシックカメラを清掃しよう
皆様はフィルムカメラは好きですか?
私はフィルムで写真を撮るのが好きなので、よくいろんな中古カメラ屋に足を運んでいます。
そんな中で、最近手に入れたのが青色のキヤノンデミ。
1963年に発売され人気を集めた35mm判のハーフカメラです。
数十年前に発売されたカメラを購入すると外観に汚れが付着していたり、フィルム室内部のチリやホコリが気になったり…という悩みがつきもの。
今回はマップカメラで取り扱っているクリーニング用品を駆使して、清掃を行いました。
写真に写っているクリーニング用品は実際に店頭でも毎日のように使っています。
まずは、フィルム室内部の清掃から行います。
上の写真はブロアーで一通り付着しているチリを飛ばした状態です。ですがまだ付着しているチリがあります。しぶといですね。
なのでCuraクリーナーを使うことにしました。
綿棒にクリーナー液を染みこませ、チリが付着しているところを優しく拭き取ります。
綿棒が黒く汚れたので、汚れもだいぶ付着していたようです。
速乾性があり、拭き跡も残らず、アルコール系不使用のクリーナーなので使用する個所を選びません。
Curaクリーナーのおかげで、かなり綺麗になりました。
そしてカメラの裏蓋に貼られているモルト。
モルトとは裏蓋を開けたときに貼られている黒いスポンジのような素材で、
ミラーショックを抑えたり、フィルム室への光の侵入を抑えます。
キヤノンデミを購入したお店の店員さん曰く「モルトは一度張り替えられている」とのことで割ときれいな状態でしたが、
やはりホコリやチリが付着していました。
ここで和紙テープの登場です。
和紙テープで、付着したホコリをペタペタ取っていきます。
セロハンテープに比べ粘着力が弱いので、モルトを傷つける心配がありません。
最後にレンズのクリーニングです。
marumi EXUS LENS CLEANING SPRAYを使用してみました。
正直、効果は先ほど紹介したCuraクリーナーとあまり変わらない気がします。
クリーナーは、個人的にスプレータイプよりも、チューブタイプのほうが液量の調整がしやすいので好きです。
カメラを分解して清掃するとなると、経験や専門的な知識も必要で難易度が高いです。
ですがクリーニングキットを使用しての清掃なら、気軽に簡単にできてしまいます。
家の押し入れで眠っているフィルムカメラも見違えるほど綺麗になるかもしれません。
ぜひ一度、お試しください。