【FUJIFILM】X-Pro3×XF50mmF1.0×浅草
浅草。日本下町文化が色濃く残る観光地の一つ。
今回はFUJIFILM X-Pro3とXF50mmF1.0R WRを手に撮影に赴きました。
初めて使うレンズに興味津々
9月24日に発売した世界初開放F値1.0の明るさを実現したAF機能搭載のレンズ
女性の私には少し重いですが、他メーカーの明るいレンズと比べると大きすぎず手にしっくりと馴染みます。
小さい頃から、首都高速道路に乗るたびに見えるあの金の雲みたいなのは何だろうと思っていました。
大人になってから知ったのは隣のビルがビールのジョッキ、私が気になっていたものはビールの泡でした。
そのビルへ入るのは初めて、テーブルフォトにも挑戦してみましょう。
F1.0での撮影『なめらかなボケ』とはこういうことを言うのだと実感
決して潰れるようなボケではなく、後ろのグラスの輪郭がしっかりと認識できるような繊細なボケを生み出しています。
レンズでお察しいただける通り、換算76mmのレンズ
座って撮影するには近すぎてピントが合いません。
流石に真上からF1.0での撮影は私の身長が足りなく、ピントが合わせずらい為、F3.6で露出を変えながら撮りました。(最短撮影距離:0.7m)
絞り込むことでシャープさが増し、整った絵が撮れます。
立ってバイアングルを使用し少し手を伸ばしたり離れて撮影
距離が撮れる場であれば、物撮りも可能です。
少し涼しくなったからか、着物の方が多くいらっしゃいました。
古き良き日本の文化の一つである着物と下町
雰囲気を合わせるため、フィルムシミュレーションはクラシッククロームに設定。
全体的に彩度は抑え気味、階調は硬めでフィルムカメラに近い色合いはこの場にピッタリです。
場面は変わり夜の撮影。こちらもフィルムシミュレーションはクラシッククローム
手持ち+歩きながらの撮影なので少しブレていますがこれも味と言っておきましょう。
こちらはタッチシャッターでの撮影。灯篭の立体感と、寺内の奥行が感じ取れます。
薄暗い場での手持ち撮影ですが、ブレや収差などは感じない写りをしています。
今回は物撮りから風景メインでご紹介させていただきましたが
XF50mmF1.0の醍醐味であるポートレートも次回紹介させていただきたいと思います。