【Nikon】よりたい気持ち「PN-11」
外に出にくい時勢が続き、室内でマクロレンズを使用することが多くなって数ヶ月。
強気に近寄れるマクロレンズは室内で撮影を楽しむ強い味方でした。
そして、ある時思ってしまったのです。
「もっと寄りたい」と。
今回、弄り回したアクセサリーはコチラ【Nikon オート接写 リング PN-11】です
接写リングまたは中間リングなどと呼ばれるアクセサリーです。
その名の通りさらに接近して撮影できるようになるアクセサリーなのです。
まずはPN-11の外観と機能から紹介します。
ちりめん塗装の部分は三脚座のパーツになっていて、
90°回転させるごとに気持ちの良くクリックします。
ネジパーツはストッパーで、少し閉めただけでしっかり固定してくれます。
絞り機構もしっかり連動。
ニコンのエクステンダーもそうですが、
この連動機構のしっかりとした噛合いはたまりません。
取り外すときは銀色のボタンを押します。
特に引っ掛かりもなく、スムーズに取り外しできます。
接写リングの有無によってどれだけ接近できるようになるのでしょうか。
接近できる限界距離はこのようになります。
Ai 105mm F2.8 Microの最大撮影倍率は1/2倍です。
しかし、この接写リングを装着することにより1/0.88倍まで引き上げられます。
欠点は、接近しなければピントが合わなくなる事と絞り値が変動する事でしょうか。
かなり接近して撮影できるようになるため、被写体の細かい部分を撮影したい時に使えるアクセサリーです。
遠い場所にはピントが合わなくなるため、やや不便に感じた場面もありましたが、
気温の変化が激しい季節の変わり目に服装を調整するように、接写リングも撮影に合わせて脱着しました。
簡単な脱着でこれほどの違いが楽しめるアクセサリーです。