「F0.85」という明るさに惹かれて、今回撮影したレンズが 「HandeVision イベルックス 40mm F0.85」。
HandeVision(ハンデビジョン)という聞きなれないメーカーですが、
マウントアダプターで有名なKIPONの親会社であるShanghai TransvisionとドイツIB/E Opticsが共同で立ち上げたブランドです。
撮影は10月下旬ですが、季節外れのひまわりが咲いていました。
撮影に使用したカメラはSONY α6600、「F0.85」開放での撮影です。
解放だと、とてもソフトな描写となり独特の味が出ています。
やはり、明るいレンズだと夜の撮影で試してみたくなります。
こちらの画像は4K撮影した動画からの切り出しです。
動画だとシャッタースピードは撮影時のフレームレートより下げる事が出来ないので暗所ではレンズの明るさが助けになります。肉眼よりも明るく撮影する事が出来るので、暗所での撮影が楽しくなりました。
このレンズの特徴として、強い光源が入ると大きくフレアが発生します。
このフレアを弱点として捉えるか、レンズの持ち味として捉えるかは撮影者次第。
オールドレンズを彷彿とさせるフレアです。
このフレアを活かして様々な撮影表現を楽しめそうです。
フレアの出方を動画でも撮影したので参考としてぜひご覧ください。
F0.85という驚異の明るさに心を惹かれた本レンズですが、実際に使用してみると独特の描写も楽しめるレンズでした。
解放だとソフトな描写で、フリンジも目立ちますがF2.8ぐらいまで絞ると改善します。
このレンズの持ち味を活かしてモノクロ撮影や動画での撮影にも挑戦したくなりました。