すっかり肌寒くなったある夜、『SIGMA fp』と初めて高輪ゲートウェイ駅に行ってきました。
小さくて軽いSIGMAのフルサイズミラーレスカメラ。
SIGMAらしいシンプルな見た目に反して、様々な楽しみ方のできるオススメのカメラです。
今回はfpのレンズキットについてくる『Contemporary 45mm F2.8 DG DN』を装着して撮影をしました。
まずさっそく、fpから追加されたカラーモード「ティールアンドオレンジ」を試します。
このカラーモードは映画編集で行われるカラーグレーディングを参考にした色味になっており、これを適用するだけで一瞬でドラマティックになります。
自分に全く撮影技術が無くてもそれらしくなるので、逆に少し傷つく…なんてこともあったりなかったり。
それだけ画の色味を調整することは完成度を左右する重要なポイントなのが分かります。
動画にも力を入れているfpには映画で使われているアスペクト比「シネマスコープ(2.35:1)」サイズがデフォルトで入っています。
「3:2」や「4:3」の写真に見慣れていると「2.35:1」はかなり新鮮な画の切り出しになるのではないでしょうか。
先ほどのカラーモード「ティールアンドオレンジ」にこの「シネマスコープ」を組み合わせれば、映画のワンシーンのような仕上がりに。
そしてさらに、fpでぜひご紹介したい機能として「シネマグラフ」というものがあります。
「シネマグラフ」とは一部分だけが動く写真です。説明するよりみていただいたほうが分かりやすいかもしれません。
撮影した動画を元に停止させたい部分をマスクで選択して書き出すとこのような不思議な写真が作成できます。
これが動画から編集、書き出しまですべてfpの中で出来るのがすごいところです。
写真も動画もいろいろ楽しめるSIGMA fp。ぜひお試しください。