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【Go To フォト】続けてみると見える発見~通勤カメラのススメ~

写真を撮影するとき、人それぞれの理由があるはずです。

人物を撮りたい、風景を撮りたい、カッコいい写真が撮りたい、あの人みたいな写真が撮りたい等々。

動機として十分な理由は数えきれないほどあるものです。

多くの方は目的を持って、その目的に従って撮影される事も多いのではないでしょうか。

今回は趣を変えて通勤時に何も考えず、感じたままにシャッターを切りました。

筆者は普段あまり目的を持った撮影を行わないので、日ごろ通勤・帰宅時になんとはなく撮影をしています。

今回使用した機材はSONY α7RIIIとFE24mm F1.4 GMです。

比較的G Masterレンズの中でもコンパクトなこの1本。ボディサイズも小さなα7系ボディと合わせると比較的持ち運びやすい組み合わせです。

本来はGRIIIや、X100V、RX100等のコンパクト機も捨てがたい中、敢えてα7RIIIを選択。通勤カメラとしてはやや大きいかもしれません。

しかし心構えとしては一瞬で「しっかり撮るぞ!」という気持ちが湧いてきます。

通勤時となると一見毎日変わらないような風景に見えてしまいがちですが、長い年月が経つと膨大な記録として残ります。

「そういえばあそこ無くなったなあ」とか「ここが新しくなったなあ」と毎日注視していることで見えてくるものも。

ちなみに奥にあるカラオケボックスは少し前まではパチンコ店でした。

街中を歩くと目についたレコードジャケットの数々。名盤と呼ぶべきアルバムのジャケットが並んでいます。

思わず「おおっ!」と唸るような並びです。

歪みも非常に抑えられており、気持ちの良い描写です。

しかしやはり少しあおっただけでもパースが付くので、使用の際にはやや気を使うところも。

24mmのGMレンズは初めて使用。シャープネスのいなし方が絶妙で硬すぎず、バランスよく描き出してくれます。

近くに寄っても開放値が明るいレンズである為、開くとしっかり存在感を出してくれます。

この自然なトーンと緻密なディテールはα7RIIIとの組み合わせならでは。更に高画素になった7RIVでもしっかり描き出してくれる1本。

G Masterの称号に相応しいレンズです。

広角レンズならではのダイナミックな1枚。

スナップとなると28mmを使う方が多く、広角でもっと印象強くするために21mmや20mm等を使用する方も多いはず。

24mmという焦点距離は標準ズームでも用いられています。しかし単焦点となると歪みの少なさや周辺まで破綻無く映します。

28ではちょっと物足りない。けど21mmまで強調しすぎたくない。という方には24mmのレンズは比較的使いやすい広さです。

ショーウィンドウは気が付くとすぐに変わってしまう為、ピンと来たら思わず撮ってしまう所。

同時に時代が反映されやすい部分です。撮影し続けるとしっかり記録として纏まるので、通勤時に気になったら撮影してみてはいかがでしょうか。

 

「よし〇〇を撮るぞ!」という意気込みを入れて撮影するのは恐らく誰もが準備して撮影に臨むはずです。

しかし撮影を日常化すること、それを続けていくことが多くの撮影勘を培ってくれます。

そろそろ寒い季節が到来し、持つ手も悴んでくる頃。しかし冬の景色もまた風情のあるものです。皆様も通勤カメラ、始めてみませんか。

 

[ Category:SONY | 掲載日時:20年11月04日 19時50分 ]

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