【Nikon】円周魚眼レンズで街撮りスナップ2【Fisheye】
目の前にある景色をギュギュッと一枚の写真に詰め込むことができる円周魚眼レンズ。
世界が弧を描くそのキャッチーな描写の虜となっている方もいらっしゃることでしょう。
表現は独特ですが、意外とスナップ撮影に向いていると私は考えています。
魚眼レンズのスナップ撮影はピントが合いやすいため、素早く撮影することができるからです。
今回は「円周魚眼レンズで街撮りスナップ」連載2回目です。
ニコンの『FTZ』を介して『Z 6II』と『AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED』を組み合わせ撮影したのでどうぞご覧ください!
深い草むらを歩いていると突然視界開け、素敵なレストランが現れました!
円周魚眼で撮るとそんなストーリーが妄想できてしまうから不思議です。
気さくな外国人の店員さんが迎え入れてくれたのですが、どこか個人宅のお庭へのお邪魔するような雰囲気がありワクワクしました。
凝った装飾が施された荘厳な教会。
ライトアップされていてますます神々しいです。
近未来のようなイメージのエスカレーター。
手前のエスカレーターの手すりベルトが左右に広がり、奥行きが強調されている描写は円周魚眼レンズならではです。
夕方、空が暗くなってくると木にあかりが灯りました。
周囲にある木が横から画面に入ってくる表現が円周魚眼レンズらしいです。
夜の写真が続いたので最後に明るい昼間の写真を。
グラウンドに白線が描かれていました。
ポイントは上に出現した鋭い光芒です。
写真は丸く切り取られていますが、光芒を境目に出すよう狙った結果、そこからはみ出して黒い部分に及んでおり、こちらも円周魚眼の面白い描写になりました。
いかがでしたでしょうか。
これからも円周魚眼レンズはもちろん、円周ではない魚眼レンズの写真もご紹介したいと思います!
Photo by MAP CAMERA Staff
※本記事ではプロトタイプのボディを使用しているため、製品版と異なる場合があります。
▼マウントアダプター FTZ IIもございます。▼