残り一か月をきった2020年。
今年は、今まであまり触れてこなかったフィルムに挑戦した年になりました。

練習のため出かけるたびに『CONTAX T2』を持ち歩いて撮っていた写真をいくつか載せたいと思います。

平日の昼時、暑くても天気が良かったので外で昼食をとりました。
時期は夏休みくらいだったはずですが、この頃の東京駅は例年の夏にくらべてひと気がまばらな気がしました。

まだまだ暑かった晩夏の上野。
いつもは老若男女さまざまな人が行き交うパンダ橋も今年は閑散としていました。

夕方ごろ橋を渡っていたら丁度電車が来たのでシャッターを切りました。タイミングよく撮れていて一安心。
現像するまで分からないドキドキ感はデジタルでは味わえない楽しみです。

たまに鐘の音が聞こえてくるニコライ堂も、コロナの影響で入れなくなっているようでした。

西日の強い光とそれによって出来る陰をフィルムが情緒的に仕上げてくれます。
金属のパイプに反射した光が赤く輝いています。こういう部分は実際の目では見えないところなので、フィルムだからと臆さずにどんどんシャッターを切った方がよりフィルムを知れるなあと感じました。

いつもは電車に乗ってしまうところを歩いている途中で通った商店街。日本で二番目に古い商店街だそうで、ここもコロナの影響か空いているお店は少なめでしたが風情がありました。

こんな世情で思うように過ごせないこともありますが、
身構えず思うままに写真を撮り歩くだけでもとてもリラックスすることができました。