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【SIGMA】夕暮れの下北沢で来年発売の「C 24mm F3.5 DG DN」を試す。

【SIGMA】夕暮れの下北沢で来年発売の「C 24mm F3.5 DG DN」を試す。

連載中の「カメラを愉しむvol.25」は、『夕暮れの下北沢で来年発売の「SIGMA Contemporary 24mm F3.5 DG DN」を試す』をご紹介いたします。
来年2021年1月22日発売予定の新製品をさっそく「SONY α7III」に装着!
手に持った第一印象。
「軽い」
「小さい」
「扱いやすい」

2012年4月に発売されたあの銘玉を思い出しました。
「SIGMA 19mm F2.8 EX DN」「SIGMA 30mm F2.8 EX DN」Artシリーズになる前身のレンズ。
コンパクトで素晴らしい描写性能は当時鳥肌ものであったことを思い出します。

今回発売となるC24mm F3.5 DG DNは「ハッ」と息をのむ描写性能に加え、
軽くてコンパクト。そしてボディの質感を損なわないこの高級感はまさにベストチョイス!

それでは実際に撮影した画像をご覧いただきましょう。

広角24mmでファインダーを覗くと何故か流し撮りをしたくなります。黄色く色づいた銀杏をバックに走り抜ける真っ白なポルシェ~。

まずはどの様なボケ味なのか前ボケと後ろボケをチェックすべくミラーを撮影してみました。

このような被写体を撮影するとレンズの特性が分かりやすいので、新しいレンズを購入した時はまずこの様な被写体を撮影してから撮影に向かいます。

空を見上げると飛行機が通り過ぎてゆきました。新しい空路なのでしょうか、多くの飛行機が上空を飛んでゆきます。

そんな私はレンズの特性を掴めてきたので撮影場所を決めました。このレンズには「下北沢」がマッチする!

早速電車に乗り込みます。小田急線に乗るのはとても久しぶり。

下北沢の駅に着くと昔とは大きく様変わりしてしまいましたが、ゴチャっとした街並みにカラフルなネオンや古着がなんとも楽しい気持ちにさせてくれます。

本当に撮っていて楽しいレンズです。開放で撮影していますが、このナチュラルなボケ味は被写体を浮き立たせてくれる素晴らしい表現力です。

昔ながらの雰囲気で大好きなお店です。昭和生まれの私はやはりこのような光景を見ると心が「ホッ」とします。

カラフルな被写体、そして黒い被写体。黒の発色もつぶれることが無く見たままの光景を写してくれました。

寄れる広角レンズは撮影の可能性を広げてくれます。F3.5と暗所では不利な条件ですが、ソニーの高性能なAFのおかげで安心して撮影ができます。

金属の質感、タイヤの質感をご覧ください。カールツァイスとGMレンズの中間のどこか温かみのある雰囲気に感じます。

今日はクリスマスイブです!撮影に集中してイブであることをすっかり忘れていました。ここでは点光源に注目してみてください。

今回は敢えてフォーカスを外し、後ろの葉っぱにピントを合わせています。前のボケ味はいかがでしょうか。

乱雑に置かれたクロス。どこかアーティスティックな印象を受けます。

やはりSIGMAのレンズは楽しい!Artラインの引き締まった写りも好きですが、Contemporaryの癖のない描写はどんなシーンでも使いやすいです。

いかがでしたでしょうか?「プレミアムコンパクトプライム」をコンセプトとして開発されたミラーレスカメラ専用設計レンズ。
このプレミアムな体験をぜひお手持ちの「SONY αシリーズ」「SLマウントボディ」でお愉しみください。

久しぶりにこんなに気持ちが高鳴る広角レンズを使った気がします。

[ Category:SIGMA | 掲載日時:20年12月24日 19時20分 ]

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