【Panasonic】New development for 2021
2021年が始まり、再び緊急事態宣言が1都3県で発令されました。
撮影に出歩けない中、自宅で昔撮った写真を見返していると普段撮らないような写真をちらほら見かけました。
それは、「スナップ写真」です。
友人に連れられて1、2度撮ってみたことがあるジャンルですが、被写体が明確に決まっていない撮影については筆者はとてもフレーミングから画角決めまでとにかく迷います。
「やっぱりもう少し引くべき?」「構図は斜め?黄金比気にしたほうがいい?」等々...。
風景については決まった被写体がいたりするので構図に少し頭を抱える程度ですが、スナップ写真...これはとても厄介で難解なジャンルです。
しかし、動物も人もほとんど自由に撮れない昨今これを機に改めてスナップというものを考えてみようと思い立った次第です。
今回は過去に撮影した写真から、何点が出していこうかと思います。
良い写真か悪い写真か、筆者が撮ってよかったと思うものを上げていきますので皆さんなりに批評しながら見て楽しんでみてください。
DC-GX7mk3+LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. / 15mm / F4.5 / SS1/20 / ISO1600
そもそもスナップ写真とは何か、スナップ写真と呼ばれる写真の定義は何か
調べてみると、
「下準備は特にせず日常の出来事や光景の一瞬を撮影した写真。人物がいるのであればカメラを意識しない、カメラがあることでの緊張感が取れた様子(人物の自然な様子)の魅力、それらを引き出す写真。」とありました。
ありのままを切り取った写真表現、といったところでしょうか。
DC-GX7mk3+LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. / 15mm / F1.7 / SS1/500 / ISO200
時期は2020年の夏頃。
当時はこの写真はどうなんだろう、何だったら自分は一体何をしているんだろうか。なんて思いながら撮っていた写真です。
今、見返してみると結構面白い写真だなと感じます。中央に木があり日の丸構図になっているのでまるでこの木を被写体にして撮ったような写真ですね。
それでいて何となく狙った感の薄い自然体な仕上がり。これこそがスナップ写真でしょうか。
DC-G100+LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. / 12mm / F5.6 / SS1/250 / ISO200
たまたま反射した壁を見かけて、そこにカメラを持っていた自分が映っていたのでこれを思い付きました。
これは少し狙いすぎたかもしれませんね。
過去の写真を見返してみるとスナップ写真の世界は奥が深く、面白いです。
挑戦したい!上手くなりたい!なんて気張りながら撮るのはスナップにおいては違うのかな、なんて思いました。
DC-GX7mk3+LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. / 15mm / F1.8 / SS1/160 / ISO1600
最初に載せたモノクロの写真は撮影にあたりホントに何も考えず、新しいカメラ・機能を使うにあたって一旦テスト...みたいな感覚で撮ってました。それがなかなかいい感じで味がある雰囲気で撮れていると思いませんか?
モノクロ写真はほとんど撮らないのですが、この日は結構撮っていました。必要以上に情報を取り除くと想像する部分が増える分写真に奥行きが生まれる気がします。気のせいかもしれませんが。
いかがでしょうか。小型・軽量のカメラを借りてフラッと撮り歩いてみた写真を何枚かあげてみました。軽快な分、気ままに緩くシャッターを押していた記憶があります。
今までの筆者のカメラやレンズの機材選びにおいては、性能重視で選んでいたのでカメラ持って外にフラッと行くには大きすぎるレンズばかりでしたので、今後新規開拓予定のスナップを快適に行うにおいて小型・軽量なカメラが一台ほしいなと思いました。
#いまカメラとできること
カメラは過去も現在も、そして未来においても「撮る」道具であると私は考えます。
今、カメラと出来ることは時代に合った撮影スタイルやジャンルを開拓していく事だと思います。こんなご時世だからこそ新たなジャンルを見付けられたと前向きに考えることとします。