【FUJIFILM】ミニチュア積み木の汽車が、夜を駆ける 〜XF60mm F2.4 R Macro〜
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前回投稿した、ミニチュア積み木の汽車が走る-〜XF60mm F4 R Macroでは、フジフイルムのX-T4とXF60mm F2.4 R Macroを使用して屋外でのミニチュア撮影を行いました。
本日は、実際には動かないミニチュア積み木の汽車を走らせる、はじめてのコマ撮り動画(ストップモーション)に挑戦しました。
FUJIFILM(フジフイルム) X-T4×XF60mm F2.4 R Macro
撮影機材は前回と同様にX-T4とXF60mm F2.4 R Macroを使用します。
そして夜間撮影でコマ撮りをするにあたり、手振れ防止と構図を固定するため必須アイテムとなる小型三脚を準備します。
これらを用いて、ミニチュアの汽車を少しずつ動かして静止画をたくさん撮影していきます。
動画編集はすべてiPadでダウンロード可能なアプリを使用します。
まずはコマ撮りアニメが生成できる専用アプリを使用して静止画をパラパラ漫画のように繋げて動画を作成します。
その後、動画編集アプリに先ほど作成した動画を取り込み、細かい調整やBGMなどを背景に乗せて完成です。
こちらの動画には1秒間に5コマが再生されることを想定して300枚程の静止画を使用しました。
かたかた、ことこと、と夜を駆ける夜汽車。
この動画のカタカタ感がいい意味で玩具っぽさを表現できたように思います。
現在のデジタルカメラの動画撮影モードでは、1秒間に24P、30P、60P…さらにはハイスピード動画と呼ばれる120P、240Pの動画を記録できる機種もあります。
コマ撮り動画は少ないコマ数でも静物を動かすことができますが、被写体の動きをさらに細かく設定し、より多くの静止画を撮影すれば、通常の動体撮影動画と遜色ない滑らかな動画に仕上げることも可能です。
枚数が増えれば増えるほどかなりの手間と時間は要しますが、完成したときの達成感と喜びはひとしおです。
ふつうの汽車ではなく“夜汽車”にしたかったため、時間帯は人気のない深夜。
自宅から徒歩3分圏内の屋外と自宅のベランダで撮影しました。
もともとは静止画で撮影しているので、動画にする前段階の画質を維持したまま、写真として使用することも可能です。
X-T4に搭載されているフィルムシミュレーション:クラシックネガでノスタルジックな色合いに、さらにはF値が明るいレンズで背景を柔らかくぼかすことができ、印象的な画作りとなります。
撮影時は街頭の明かりを利用できる場面もありましたが、一部では小型のLEDライトを照らしております。
普段は午後昼過ぎから夕方にかけての自然光が好きですが、こうした夜間撮影も日中とはひと味違った雰囲気を味わうことができて楽しさが広がりました。
コマ撮り動画に興味のある方は是非とも一度挑戦してみてください。
ご覧いただきありがとうございました。