【SONY】α1 Debutでα9ユーザーが思うこと
1/26 AM24:00、SONYから衝撃の発表がされました。
その名も「α1」ILCE-1 です。
この衝撃の発表から、早2日我々の手元にリーフレットベースではありますが情報が入ってきました。
1ソニーユーザーで従来のフラグシップモデルにあたる「9」を使っていた立場から各機能について記載しつつ、個人的に思うことを書いていこうかなと思います。
まずは、モデルネームのα1(ILCE-1)ついて
正直、α9と名付けられてフラッグシップが発売されたのでこの「9」という名称のまま今回の新型が発表されるものだとばかり思ってました。
ミノルタのαをもらい、フィルム一眼と同じ名前のα7で出した2013年頃から始まり、9と続いたのでやはりα1には少し違和感が否めません。
しかし、1と名付けられたモデルがフラッグシップなのはほとんどのメーカーがそうなので納得してしまいます。
スペックについて
今回の本題ともいえる部分を書いていきます。
静止画
・画素数は50.1MPのExmor RS積層型フルサイズCMOSセンサー搭載
・従来の約8倍高速化した処理エンジン「BIONZ XR」採用(α7SIIIと同じ)
・ブラックアウトフリーで秒間30コマの連写
・AF/AE追従で秒120回の演算
・AIによる「リアルタイムトラッキング」
・瞳AFが人物・犬・猫に加え、鳥も追加
動画
・4:2:2 10bit 4K120p対応
・4:2:0 10bit 8K30pに新たに対応
その他機能
・944万ドットのEVF
・電子シャッターでもフラッシュ撮影可能
・電子シャッターでフリッカーレス撮影可能
・フラッシュ同調速度1/400秒まで対応
ざっと書き出しました。
これだけ見るととても素晴らしいスペックです。一応ところどころに注釈があるので、その辺も細かく拾っていきたいと思います。
・ブラックアウトフリーで秒間30コマの連写
※ブラックアウトフリーは電子シャッター時のみ
※連続撮影「Hi」モード時。シャッタースピード1/125以上、AF-C時は1/250以上の場合のみ有効。
※装着レンズ、撮影モードにより異なる。
※非圧縮・ロスレス圧縮RAWは最高秒20コマ
秒30コマはとても魅力的です。非圧縮やロスレス圧縮時は出来ないみたいですが、RAWで30コマ撮れるのは驚異的です。
少し気になるのはSSに制限があるところ。とは言え連写するシーンはこれくらいSSを上げるのがベターだと思うので個人的には流し撮り等で使わない分には問題ないかなと思います。それでも秒20コマ切れますので良いかと思います。
・AF/AE追従で秒120回の演算
※シャッタースピードが1/125以上で有効
上記と同じ理由で特にこの仕様で困る点は無いかなと思います。
・瞳AFが人物・犬・猫に加え、鳥も追加
※動画撮影時には非対応
8Kムービーが記録できるのはα初です。しかし秒30コマ連写が切れるとなるとそちらばかり使ってしまいそうですね。
・電子シャッターでもフラッシュ撮影可能
※同調速度は1/200
これは個人的にかなり気になっている機能の一つです。低速シャッター時においてシャッターショックを気にせず切れるとなるので撮影可能シーンが増えそうです。
・フラッシュ同調速度1/400秒まで対応
これについては特にソニーの方で注釈等の記載はなかったのですが、個人的に思うのはサードパーティ製のストロボやモノブロックにも同様に対応しているのかです。
今後使う機会があれば、ぜひ確認してみたいです。
さて、一通り現時点で分かる情報を出してみました。
細かく制限があるとはいえ今回のαはRの高画素と9のスピード、さらにSのシリーズが得意とする動画にまで遍く対応した正しくフラッグシップの名に相応しい1台になることは間違いないでしょう。
ここからは9を使ってきた筆者の個人的な気持ちみたいな話になりますが、今回α1が出るにあたり今までフラッグシップとして扱われてきた9のシリーズが無くなってしまうのか...なんて思っています。
α9に施された金色の刻印はしっかりとα1に継承されています。金の刻印はα9の特権みたいに考えていたので筆者としては寂しいです。
現時点ではα9のシリーズが無くなることが発表されたわけではないので筆者としてはα9IIIが出ることを期待して待っていることにします。
大注目の「α1」ILCE-1は2月2日から予約を開始予定です。
当店でのご予約をお待ちしております。
今まで見たことないαをぜひ体感してください。
【SONY】α1 先行展示 体験レポート
我がマップカメラスタッフが早速先行展示に行ってきたレポートも公開されました。
歴代機種との比較もされていますので是非覗いてみてください。