【PENTAX】645Nで写真と向き合う
はじめてPENTAX 645Nを持ったとき、普段スマホばかり持っている自分の手にはあまりにも重くて少し緊張しました。
ひょんなことから手に入れた中判用のフィルムをセットし、シャッターボタンを押せばフィルムの巻き上がる音がします。
デジタルで撮ってばかりいると聞けない『写真を撮る準備をする音』です。
レンズには「PENTAX FA645 75mm F2.8」を装着。
シャッターを切ると想像以上に大きな音がして、ブレていないか不安になるのも新鮮です。
暗い通路や夜でもちゃんとピントが合っています。タングステンフィルム特有の赤い蛍光灯がいい味を出してくれました。
フィルムはCinestill800Tを使用しています。
このフィルムを使うなら一度は絶対に撮りたかった雨の日、思いのほか雨が強くて傘を持ちながら撮ったらブレてしまいました。
これはこれで良しとしましょう。また機会があれば雨の日にチャレンジしたいです。
中判カメラに馴染みがなかったのでうまく扱えるか不安でしたが、難しい操作も無く最初の緊張が嘘のように使いやすいカメラでした。
フィルムを入れて、ファインダーを覗いて、シャッターを切る。
改めて写真を撮ることを楽しめたような気がします。
中判カメラに興味があるという方、PENTAX 645Nでデビューしてみるのはいかがでしょうか。