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【Nikon】気になるZレンズ 24-50mm F4-6.3

【Nikon】気になるZレンズ 24-50mm F4-6.3

今回は昨年発売されたニコンZシリーズの小型軽量ズームレンズ

【Z 24-50mm F4-6.3】をピックアップ。

Z7,Z6系の標準ズームとして位置しているZ 24-70mm F4 Sと比較してみました。

【Nikon (ニコン) NIKKOR Z 24-70mm F4 S】

2018年9月28日発売
約500gの軽量ボディ
初代Zシリーズの標準レンズとして登場。

ED非球面レンズやナノクリスタルコート等、高画質技術を投入したS-Lineレンズです。

幅の広いズームリング、幅の狭いコントロールリングを備え、操作性も充分な仕上がりです。

 

対しまして
【Nikon (ニコン) NIKKOR Z 24-50mm F4-6.3】
フィルター径がニコン伝統の52mm
24-70㎜と同じく沈胴機構となっており、収納時のレンズの長さは51mm

Z5発売と同時に登場。
Z5レンズキットのセットレンズでもあります。

メーカー問わず、新開発のレンズは大きい(太い)レンズが増えています。

フルサイズの高画素化に対応するためか、
ズームレンズ、単焦点レンズともに大型化は避けられない流れとも言えます。
その中にあって
小型、軽量に特化したレンズ
195gという軽量ボディは、持ち歩くには何とも魅力的です。

Z 24-70mm F4 Sのマウントは金属製。
よく見るとその周りに防塵、防滴用のシーリングラバーが装着されています。
90㎜の沈胴時から20㎜程伸びて110㎜程となります。
最短撮影距離は30㎝。

【Z 24-50mm F4-6.3】
収納時のレンズの長さはボディーから51mm。
沈胴収納時から撮影態勢にすると、
同じく約20㎜伸びて70㎜程。

販売価格は1/2以下(2021年2月現在)
マウント面が金属製に対してプラスティック製。
防塵、防滴用のシーリングはなし。
意匠でいうと細かいことですが焦点距離のメモリが刻印ではなくプリントとなっています。
比べてみると随所にコストダウンと軽量化の工夫が施されています。
ただ、おもちゃのような仕上がりに見えないぎりぎりラインがニコン製品を感じさせます。

 

   【Z 24-70mm F4 S】 焦点距離50㎜

 

   【Z 24-50mm F4-6.3】 焦点距離50㎜

 

   【Z 24-70mm F4 S】 焦点距離24㎜

 

   【Z 24-50mm F4-6.3】 焦点距離24㎜

 

   【Z 24-70mm F4 S】 最短撮影距離30㎝

 

   【Z 24-50mm F4-6.3】 最短撮影距離35㎝

Z 24-50mm F4-6.3の最短撮影距離は35㎝。
充分近くまで寄れますが、比較するとこのような画角差になりました。

よく見るとNIKKOR Z 24-70mm F4 Sのほうが、白、黒、グレーのコントラストが高くクリアーな印象。さずがS-Lineレンズ。

   【Z 24-70mm F4 S】 焦点距離70㎜

良好なコントラストとシャープネスのバランスでクリアーな印象のレンズ。

 

   【Z 24-50mm F4-6.3】 焦点距離24㎜

絞りや焦点距離を変えながら2本のレンズを取り比べましたスナップではどちらのレンズも充分な画質のため、細かい比較はあまり意味のないことがわかりました。
周辺部の解像度やボケの出方が若干違いますが、特に気になるような差ではありません。

Z 24-50mm F4-6.3は非常に良く出来たレンズです。

小型、軽量化レンズは高画質を追求する大口径レンズとは別ラインで進化をしています。

単焦点レンズに併せて予備で携帯しても実はこれ1本で充分ということになりかねない怖い存在です。

 

 

 

[ Category:Nikon | 掲載日時:21年02月15日 09時00分 ]

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