【Panasonic】LUMIX G MACRO 30mm F2.8 レンズで庭先を冒険する
今回使用したレンズは「LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S. H-HS030」です。
簡単におさらいしますと発売は2015年4月、35mm判換算で60mmの標準マクロレンズとなります。最短撮影距離は撮像面から約10.5cmなので、まさにレンズすれすれまで近づけます。インナーフォーカス採用のため、フォーカス動作によるレンズ全長の変化こそありませんが、粗忽なところのある筆者としてはプロテクトフィルターが必須になりそうです。
まずは室内にあった赤い薔薇を撮影してみました。赤が映えるように室内の黒い家具の近くに配置し、手ブレしないように注意します。
次はブーケの中にあった黄色い薔薇を撮影。明るい花弁なのに室内で少し暗かったので、気持ち明るめに露出補正してボケすぎないよう少しだけ絞っています。レンズの感触を試したので庭先に出てみました。
室内は薄暗く肌寒かったのですが、外は日差しが強くいい陽気でした。早速元気に育ってくれている多肉植物を撮影。前後ともなめらかなボケ味、小さなものを大きく写せることにテンションが上がります。
60cm程の花壇に多肉植物などを寄せ植えしているのですが、地面に近づけるとなんだか木漏れ日のある森のように感じてきます。左のトゲトゲは5cmほどのサボテンです。
下に垂れ下がって成長するタイプのグリーンネックレスはまるで滝のように見えてきます。際立たせたくてこちらは思い切り周囲をボカしてみました。
一度花壇から離れて15cmほどの鉢植えに植わっている多肉植物を接写。確か「桃太郎」という品種だったかと思いますが、購入時は10cmもなかったものが今では鉢植えから溢れんばかりに大きく成長しました。刺々しい葉先が赤くなっているのが印象的です。真ん中あたりでやけに伸びているのは花芽で、伸びた先で花を咲かせます。
また花壇に戻って、せっかくならとミニチュアを置いてみました。上から覗き込むように写すとまるでドローンで撮影したかのようではないですか。動物のドキュメンタリー番組のように遠くから、陰に隠れて、一部分のみ、色々と試行錯誤してみます。
だんだんと近づいて行って…やっと正面から撮れました。蔓植物が前ボケで消えて中央に可愛らしいゾウが。ということでマクロレンズで庭先、どころか花壇で冒険してみました。今回はゾウを探しての冒険でしたが、どうもこの森には他にも動物がいるようです。筆者の冒険はまだまだ続く…かもしれません。
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