【RICOH】GR IIIで河津桜を撮る
暖かい日が多くなり、買い物ついでに散歩をしていたある日のこと。ふと立ち寄った公園では河津桜が咲き始めていました。私がいつでも写真が撮れるようにと常備しているのが『RICOH (リコー) GR III』。撮影が目的の外出ではない時でもシャッターチャンスは訪れるもの。それを見ているだけというもどかしさを無くしたく、購入したコンパクトデジタルカメラです。今回の写真も正にそのようなシチュエーション。カメラがあるしちょっと撮ろうかなといった具合で気軽に撮影した河津桜になります。
遠くからでも花が咲いているとわかるピンク色。まだ2月ではありますが、春を感じさせてくれます。特にこの日は晴れていて、青空と桜のピンク色が綺麗に感じました。
私のお気に入りのイメージコントロールは「クロスプロセス」。さらに色調を黄色に設定しています。コンデジという手軽さからか、『GR III』では現像作業をほとんど行わずにいます。一応、RAWとJPEGの同時記録にはしていますが、RAWデータは保険のような感覚でほとんど手を付けていません。
マクロモードで柔らかそうな若葉を撮影。葉脈の細い線もシャープに写されていて満足の1枚です。
桜は花弁が薄く、逆光だと透き通った写真を撮ることができます。夕陽で撮影したような印象ですが、これは先程ご紹介した設定による色味。温かさを感じます。
いかがでしたでしょうか。『GR III』を持っていて良かったと感じた休日。普段から鞄に忍ばせておくことで、いざという時に満足のいく画質で写真を残すことができています。また、自分ルールではありますが、基本的に色味の設定は変更しないと決めています。写真の雰囲気を統一させるためです。スナップシューターとして特化した性能のカメラをさらに尖らせることで、より道具としての面白みを感じられます。今後、どのような被写体に出会えるのか楽しみです。
▼今回使用した機材はこちら▼