【OLYMPUS】おかえりなさいPEN-F。ただいまOLYMPUS。
1月の終わり頃、LeicaQを所有していた筆者に妻が一言。
G9Proが欲しいので、そのカメラを売ってあなたはPENでもどうですか?
ここでお買替えの神が降り立ちます。
2020年8月に【好機到来】と言うテーマでマップカメラスタッフが今欲しい機材を語る。そんなブログ企画がありました。
筆者ももちろん執筆させて頂きました。そのタイトルは【OLYMPUS PEN-Fがもう1度欲しい。】
その時は本当に欲しいかと言われると、もう5年も前の機種だし・・・とか、今ならコスパ抜群のOM-D E-M1 MarkIIが欲しいな・・・なんてこと考えていました。
しかしその後【OLYMPUS PEN-Fがもう1度欲しい。】というタイトルのブログを2本、計3本。
その時々に撮影した思い出や、魅力的だった機能、そして何より所有欲を満たしてくれる外観を語りました。
ミイラ取りがミイラになる。とは正にこのこと。
2017年から4年の歳月を経て、3度目となるPEN-Fとの邂逅を果たします。
そして今回3度目にして初めてのブラックを購入。
シルバーを使用していた際は色合いが合わせづらいと感じていた純正のグリップも購入しました。
小さいながらもグリップ力が跳ね上がる代物です。
テーブルなどに置いた時などのバランスも良く、少し大きめのレンズと併せても良いのではないかと感じます。
お久しぶりのPEN-Fに併せたレンズはTTArtisan 35mm F1.4 C (マイクロフォーサーズ用)
カラープロファイルコントロール①の設定を活かしつつコントラストを少しあげて撮影。
安価なレンズと侮ってはいけません。驚くほどの立体感と70㎜(35mm換算)の画角はスナップ撮影をより愉しいものにさせてくれます。
手振れ補正は5段分。
OM-D E-M1 MarkIIIなどと比較すれば見劣りはするかもしれませんが、それでも筆者にとっては十分なスペック。
シャッター速1/6秒で撮影を行いましたが上手く歩行者が流れて意図した写真が撮影できました。
マニュアルフォーカスレンズに相性抜群なカラープロファイルコントロールやモノクロプロファイルコントロール
切り替えもダイヤル操作で簡単にできます。
カラープロファイルコントロールで青色系統の彩度を高めに、それ以外の色は彩度を低めに設定。
イメージしているフィルムに近づけるためもう少し調整が必要かもしれません。
こちらはカラープロファイルコントロールのすべての色の彩度を低い状態に設定しました。
絞って撮影したことで、良い具合に解像しスッキリした描写になっています。
購入直後テンションが上がってしまい毎日持ち歩いています。
3度目とはいえテンションは初めて購入した時と変わらないほど、撮影を愉しいと思わせてくれるカメラです。
2度あることは3度ある。
3度目の正直。
捉え方は人それぞれ。
おかえりなさいPEN-F。ただいまOLYMPUS。
少し古くて、けれど新しくもある。
そんなフォトライフを愉しんでみたいと思います。