【FUJIFILM】フジノン XF27mm F2.8 作例
『FUJIFILM フジノン XF27mm F2.8』の作例をご紹介します。
第一印象は「薄い!軽い!」でした。
それもそのはず。
このレンズはわずか78gしかありません。
はちみつ大さじ1杯が21gらしいので、はちみつを4回スプーンですくうより軽いということになります。
機材の重さをスプーンで量ろうだなんて、普通なら考えたりしません。
そんな調味料レベルの軽さを誇る当レンズの写りとはいかに!
この洞窟付近は海水の色が綺麗なことで知られています。
足元が凸凹していて歩きにくいですが、コンパクトなこのレンズは移動の邪魔にならず、洞窟の近くまで行くことができました。
大きく重いレンズだったらフラフラして海に落ちてしまったかもしれません。
小型軽量のおかげで撮影の幅が広がります。
おしゃれなカフェに立ち寄ります。
ちょっとした小物を飾るカフェは多くありますが、このカフェのオーナーの本業は室内工芸業者さんなので、飾り付けだけでなく壁や棚などからひと味違うのです。
もちろん外装や食べ物もこだわりが詰まっています。
こちらはフレンチトーストです。
食べられるお花に細かな粉砂糖がふんわりとかかっています。
このようなおしゃれなカフェでは、食べ物のアップというよりは周辺もおしゃれであることをぼんやりと匂わせたいところ。
当レンズならそれが叶います。
街では見ない形のポストと夕陽。
こんなシチュエーションでは小学生の下校風景などが似合いそうです。
どこか懐かしい色合いに撮れました。
雲が印象的な空、そして堤防と灯台です。
洞窟の中から撮ったことがわかるよう、壁を一緒にフレーミングしました。
雲の描写を見るとわかりやすいのですが、精細で質感が伝わってくるような描写力があり、このレンズで撮ってよかったと思いました。
最後は華やかな一枚。
ひとつのランタンに寄って撮ったカットもよかったのですが、今回はカラフルなランタンがたくさんあるのが伝わるように撮りました。
見たままを簡単に写せるレンズです。
いかがでしたでしょうか。
昔は50mmが標準レンズというのが定説だったように思いますが、35mmこそが標準だろうという意見も見受けられます。
当レンズは35mm換算で41mm。
50mm派と35mm派のちょうど中間なのです。
50mmと35mmのいいとこ取りと言ってもいいかもしれません。
撮るにも持ち運ぶにも非常に使いやすいレンズですのでぜひお試しください。