日曜日、前日は雨の予報でしたが、当日になって夕方以降に雨の予報に変わったため、おもいきって家族でお弁当を持ち、電車に乗って高麗(こま)の「巾着田」に出かけました。
巾着田といえば曼殊沙華群生地として有名で、毎年秋にはこの彼岸花を見に多くの人が訪れます(2020年の“巾着田曼殊沙華まつり”は中止)。春や夏などはここで多くの人が川遊び、バーベキューやキャンプなどを楽しみます。もちろん桜や菜の花を楽しめる場所としても知られています。
桜のほうはさすがにピークを過ぎて葉桜の時期になっていました。まぁこれは想定内でした。一方、今回期待していた菜の花畑のほうに向かってみました。
こちらはまさに見頃でした。これまでも何度か春にここを訪れたことはありましたが、菜の花のピーク時に来たのは今回が初めてかもしれません。
おかげできれいな写真がたくさん撮れました。この写真も花や茎のしっかり写っているところと背景のふんわりしている部分をNikon AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VR レンズがバランスよくとらえてくれています。
曇り空でも、このように画面全体を菜の花で埋めるようなイメージで撮ると、花が写真全体の雰囲気を明るくしてくれます。そして日光がないぶん、余計な影もないのは撮影する上では好都合でした。この花畑に来てた人は皆それぞれ、デジタルカメラや携帯のカメラを手に楽しそうに撮影していました。
夕方家に帰る途中、雨が降ってきました。今回は幸運でした。これまで当たり前のようにあった開花や見頃時期の情報がなかったので天気さえもってくれれば、と思って出かけました。結果的に天候にも恵まれその上、美しい菜の花も見れたので大満足です。春休み最後の日曜日を家族で楽しく過ごせたことに感謝します。