【SIGMA】fp L 新カラーモード「パウダーブルー」で4K撮影
SIGMA fpシリーズに高画素モデルとなる『fp L』が登場しました。「fp」で評価を得たコンパクトさはそのままに、フルサイズ機としてはトップクラスとなる約6,100万画素のセンサーを搭載。今回は新たに加わったカラーモード「パウダーブルー」で動画撮影を行いました。早速ですが、作例と共に使用感などのレポートをお届けしたいと思います。
今回は内部収録を行いましたが、より本格的な動画撮影を楽しみたい方は、対応の外部レコーダーやSSDを使う事で12bitの情報量を持つRAW形式での収録も可能です。動画も写真同様に「RAW現像」で自分好みの画作りを追求したい、「撮って出し」でメーカーが作り込んだ画を楽しみたいなど、ユーザーによってワークフローが選択できるのがfpシリーズの素晴らしい所。多様化する動画撮影ニーズに見事に応えてくれます。
SIGMA独自のカラーモード「スタンダード」「パウダーブルー」「ティールアンドオレンジ」を同じ設定で撮影してみました。カラーモードによる見え方の違いを見てみましょう。
海や空など青色の入る被写体との相性が良く、ハイライト側は柔らかい描写となりました。青の透明感が印象的で様々なシーンで楽しめそうです。
次は夕日のシーンで見比べてみました。
夕日と言えば全体的にオレンジトーンを想像しますが、パウダーブルーで撮影するとガラッと世界観が変わります。今回は風景中心でしたが、試せなかった他のカラーモードでも撮影を楽しんでみたいと思いました。
軽量で日常的に持ち歩けるカメラでありながら、フルサイズセンサーならではの描写を写真と動画、垣根なくシームレスに楽しむことができる一台。おすすめです。