2021年4月16日、遂に待望のSIGMA fp Lが発売されました。
世界最小クラスのフルサイズミラーレス機「SIGMA fp」
サイズは同じですが、その中は全くの別物です。しかし、いくらコンパクトであってもレンズが大きければ折角の良さが半減してしまいます。
特にSIGMAのArtラインは描写力・ボケ感に定評のあるレンズばかりですが、
レンズ自体の大きさや重量がどうしてもネックになってしまいます。そこで、今回オススメするのはContemporaryライン。
通称Cライン。
高い性能を持ちながらコンパクトなレンズ。
様々なシーンに対応できるものになっています。前からあるラインですが、fp/fp Lの為にある様なラインです。他メーカーの同じフルサイズミラーレスと並べてみると、大きさの違いが明確にわかります。
重量に関しましても、
左側が、
EOS R5(738g)/RF35mm F1.8マクロSTM(305g)/RF50mm F1.2L USM(950g)/RF85mm F1.2L USM(1,195g)
以上の1台と3本(合計3,188g)右側が、
fp L EVF-11kit(541g)/C 24mm F3.5 DG DN(225g)/C35mm F2 DG DN(325g)/C45mm F2.8 DG DN(215g)/C 65mm F2 DG DN(405g)
以上の1台と4本(合計1,711g)
と、重さも約半分ととても軽いです。上の写真のR5とレンズの組み合わせをカメラバッグに入れようとすると、
バックパックタイプや大きいショルダーバッグタイプになりますが、fp Lとレンズ4本の組み合わせですと…このように小さなショルダーバッグタイプに全て収納することが可能です。
下の写真はサイズ感を表現するためにボディとレンズ4本とカメラバッグを並べて撮影しております。
ちなみに、今回使用したバッグは「peak design エブリデイスリング 6L」になります。
このサイズでボディとレンズ4本収納可能なのはこの組み合わせのコンパクトさを物語っております。
さて、簡単な作例写真になってしまいますが、ボケ感などを見ていただければと思います。
ここまでは、背景のボケ感を見て頂きました。
次は65mmですが、ボケ感ではなく、描写力の検証を試みました。
コンクリートの細かい部分を高い描写力で描いています。
しかも写真の右側を見て頂ければ分かりますが、影の暗部部分も高い描写力が発揮されています。
拙い写真でしたがレンズ自体のコンパクトさと描写力を知って頂ければ幸いです。
既存のfpユーザーの方や、まだSIGMAのカメラ自体持ったことない方も是非「fp L」を手に取ってみてください。
写真や動画を撮るのに魅力的に感じる性能が小さい箱に入ったこのカメラは、
一度手に取ると手放すことは出来ないと思います。