【Nikon】 Z6とDistagonとPlanarと
今回はカールツァイスのニコンFマウントレンズをマウントアダプターFTZを使用し【Nikon Z6】で撮影を行いました。
まずは広角レンズ【Distagon T* 25mm F2.8 ZF】
最短撮影距離が17㎝と広角なのにマクロ的な撮影が出来ることが特徴です。
ピントリングのストロークが長く被写界深度のコントロールがしやすいのがメリットです。
現在、画角25㎜のレンズはMilvusに引き継がれF値も明るくなり、鏡胴デザインが一新されています。
どの絞りでもシャープな画質でクールな印象のレンズです。
ボケがざわざわした感じですがそれでも寄って撮りたくなる広角レンズです。
左のビルにハトがいます。
Zeissのレンズは太陽を入れたくなります。
もうひとつ使用したレンズは【PlanarT* 50mm F1.4 ZF】
2006年の発売。2010年にCPU内蔵の「ZF.2」にリニューアルされています。
絞り開放時の柔らかさがまさにプラナーで、被写体が崩れる限界まで絞りを開け、近づいて撮りたいレンズです。
2本のレンズともにニコンレンズの象徴でもある「カニ爪」が装備されていて、
クラシックニコンボディ、いわゆるフォトミックの露出計にもにも対応しています。
この機構を現在どのくらいの方が使用しているかはは不明ですが、
エンブレムのような存在として気分を高めてくれています。
どちらのレンズもピントリングの感触がよく、どちらかというと重めなのですが、
動作が滑らかなので品がある感じがします。
ぜひ触って頂きたいレンズです。
最近は遠出することがなかなか出来ない状況ですが、
近所の公園や休憩時間を見つけて撮影に勤しんでいます。
身近な景色は、工事や開発により日々変化していっています。
何でもない場所や物こそ写真に収めておくことが大切です。