【RICOH】よなよなGRIII
このところ暖かい日が続き、夜でもTシャツ一枚で過ごすことが増えました。
「カメラ好きは散歩好き」逆もしかりだと思いますが例に漏れず私も散歩が大好きです。
そんな散歩スナップをもっと気軽に楽しみたいと、一念発起して憧れの『RICOH GRIII』を購入しました。
最強のスナップシューターと名高い一台です、手にした日から興奮が止まりません。
早速、専用にとSDカードを購入。帰宅までの道のりで何カットか撮影しました。
嗚呼…私はなんという素晴らしい相棒を手にしてしまったのか…
この写りに感動し、生涯の伴侶としてGRと添い遂げることを決めた瞬間です。
日中は仕事があったり、そもそも暑すぎて撮影に出る気力が持続しない。
そこで最近は、最寄りから数駅離れたところで電車を降りて家路に向かう道中の
「夜な夜なモノクロスナップ」を愉しんでおります。
『RICOH GRIII』には
・モノトーン
・ソフトモノトーン
・ハードモノトーン
・ハイコントラスト白黒 の計4パターンのモノクロイメージコントロールが搭載されています。
頻繁に使うのはハードモノトーンで、自分が思い描く夜の街の静寂にぴったり合っています。
太陽のない時間、ただでさえ色彩は少なく世界のほとんどを黒が占めています。
その中に、わずかに見つける光と白。そのせめぎあいをどう画面に収めるのかを考える時間が幸せです。
これはクセに近い部分もありますが、手持ちでの長秒露光を頻繁に行います。
『RICOH GRIII』の手ブレ補正がそうさせるのもありますし、何より車が放つ光線の軌跡が異空間のようでたまらないからです。
つい一昨日ですが、初めてハイコントラスト白黒を試しました。
濃厚な描写と粒状感が見せる写真は普段より胸に迫るモノがあります。
このイメージをどう自分の解釈に落とし込めるか、まだまだ修行途中です。
より光に敏感になります。街灯、車のライト、お店の軒先、そして公衆電話。
光に集まる習性をもった虫の世界の住人になった気分です。
夜のスナップ、これからも定期的に楽しみたいと思います。
そろそろ日中の撮影にもこのイかした相棒を連れていきたいです。