マップカメラスタッフの防湿庫大公開!vol.23
昨年公開し、ご好評をいただいた「マップカメラスタッフの防湿庫大公開!」というブログですが、今年も引き続き大公開いたします!
今回は昨年よりもボリュームアップ!
機材が増え新しく防湿庫を導入したスタッフや中身がガラッと変わったスタッフまで十人十色の内容となっています。
スタッフの間でも話題の防湿庫の中身、早速ご紹介いたしましょう。
【スタッフHの場合】
「防湿庫特集」と言いつつ、お恥ずかしながら防湿庫を持っていない私。
メイン機材が一眼レフ → ミラーレス → レンジファインダーと変わった事に合わせて、機材の体積も小さくなった事が防湿庫に踏み切れなかった理由の一つです。
まぁ、今となっては家の中で趣味の道具を置けるスペースも限られているのでよかったのかもしれません。
ちなみに我が家では…
娘のおままごとセット > カメラ機材
というパワーバランスで領地が割り振られています。
これが現在のメイン機材
・Leica M9
・Voigtlander NOKTON Classic 35mm F1.4 MC VM MapCamera 25th Edition
・Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 前期 (PROMINENT) + HAWK’S FACTORY製アダプター
・Voigtlander NOKTON 75mm F1.5 Vintage Line Aspherical VM
もともとノンライツレンズ派ではあるのですが、今空前のフォクトレンダーブームが自分の中で到来しており、このようなラインアップに。
そろそろプロミネント用のウルトロンも生えてきそうな予感がします。トロニエレンズを収集せねば…
使用しているドライボックスは『HAKUBA (ハクバ) ドライソフトボックス L KDSB-LBK ブラック』
そのままバッグに入れたり、車に積めたりと、かなりアクティブに使えるお気に入りのドライボックスです。
そして乾燥剤には『HAKUBA (ハクバ) ジャンボカビストッパー』
防カビ剤も入っているので安心感が違います。
ドライボックスの定位置は玄関の下駄箱の上…
いや、追いやられてこの場所ではないですよ。
家族と出かける際に「カメラを持って行こう」となった場合ココが都合いいのです。
場所や出発時の荷物量で持っていく、持っていかないを判断できますので。出発時にまごついていると嫁さんも怖いですし。
その他は別室の机の上へ。左のトタン箱に機材を入れています。
ちなみに外に出しっぱなしの機材は殿堂入り(カビ・不具合など)してインテリアと化したカメラ達。
マップカメラの段ボールにはカメラ用品ではなく釣り道具など入っています。
蓋を開けるとこのように。
ネットで購入した湿度計を入れて管理。
レンズやカメラの間仕切りに使用しているのは、靴下やパンツを仕舞うのに便利な不織布の仕切りを流用。
大きなレンズは入りませんが、所有しているのが小さいレンズばかりなのでこれでなんとかなっています。
ちなみにもう一つあるトタン箱はアクセサリーやジャンクレンズが乱雑に入っているため自主規制しておきます。
というか、ドライボックスでもないんかーい!という話なのですが、いやいやトタン箱の気密性は凄いんです。
昔から海苔や米などの食品を湿気やカビから守るために使われてきた箱なだけあり、見た目以上に高い密封性があります。
この箱にも『HAKUBA (ハクバ) ジャンボカビストッパー』を入れているのですが、常に湿度を40%前後にキープ。優秀です。
そして何よりカッコいいのもポイント。(※筆者の主観です)
本棚にあっても、木製の机でも、部屋の隅にあってもインテリアとして様になります。
「メンテナンス用品も紹介して」と言われたのですが、すでに他のスタッフがクリーナーなどを紹介していますので、「メンテナンス」という名の少し変化球で。
オールドレンズは年式相応の経年劣化しているレンズも多く、クモリくらいは当たり前の世界。
逆に言えば、難あり品・ジャンク品として安く売られているものもあり、自分で分解・メンテできればよりレンズ遊びが楽しくなります。
メンテナンスを行える簡単な工具は持っているので、この写真では約90年前のテッサーを分解清掃。綺麗になりました。
とは言え、少し手が間違えばレンズを傷つけたり、修理不能になる可能性もある作業。私も「修理中」という名で眠っているレンズがあったりします。
ご興味のある方はあくまでも自己責任でお願いします。ひとまずは壊してもいいジャンクレンズで練習することからオススメです。