先日、海を見に伊豆まで行ってきました。
久しぶりの海をどんなカメラで撮ろうかと考えていたら、天気は生憎の雨予報。
前日の夜にカメラを考え直します。車の移動ならばカメラを気にせず持ち歩けますが、今回はバイクでの移動です。
そこでお供に選んだのがSONYのRX0II。小型のボディに防水・性能に加えて、堅牢性を備えたカメラです。
途中雨に降られましたが無事に到着。天気は写真のように回復してツーリングにはぴったりの陽気です。
夏用のメッシュジャケット越しに心地よい風を感じながら伊豆の道を進みます。
最近はAPSのコンパクトカメラを腰のポーチにつけてツーリングに行くことが多いのですが、
今回はRX0IIなのでジャケットのポケットに入れるだけ。気になった風景があればバイクを止めてさっと取り出すことが出来ます。
こういうことが簡単に出来るのがRX0IIのうれしいところ。
しかも、着てきた夏用のジャケットは、風を通すためにメッシュ状の生地で出来ているので、
雨が降ってくるとポケットに入れているものもあっという間にびしょびしょになってしまいます。
バイクだと突然の雨をよけることが出来ないので、そのようなシチュエーションになった時でも安心してポケットに入れておける防水性能はとても心強いです。
この日は訪れた時間帯が良かったので、干潮時に海の中から道が現れるトンボロ現象を見てきました。
残念ながら訪れた時間が少し遅く渡り切ることが出来ませんでしたが、海の中に現れる不思議な現象を体験することが出来ました。
ゴロゴロとした石が続く足元でもRX0IIは軽いので気兼ねなく撮影をすることが出来ます。
もう一つの魅力は、搭載されれている開放F値4固定の35mm版換算で24mm相当の単焦点レンズです。
一見するとズームも出来ず、F値も変えられないとネガティブなイメージを持ちがちですが、
広がる景色を切り取るのにちょうどいい画角と、固定されたF値によりパンフォーカスでシャッターを切ることによって、
目の前の瞬間だけに集中して撮影することが出来ます。
また、ZeissのTessarの名を冠しているだけあって、この筐体のサイズにも関わらずシャープな描写をします。
コントラストは少し高めの印象ですが、海の透明感や岩のディテールなどを充分に捉えてくれました。
小さなボディに様々な機能を詰め込んだSONY RX0II。
ポケットに忍ばせ瞬間を切り取ることが出来る旅のお供にぴったりのカメラです。