【OLYMPUS】カラ~、カラーネガフィルム2
なかなか思うように出歩けなくなってずいぶんになりますが、それでも、家のベランダから車の音や学校帰りの子供達の声や鳥の声、そんな生活の音を聞きながら緑を見ていると、風も冬の風から春の風、夏の風へと変わり、季節はいつもと変りなくやって来ているのだと感じます。
1月1日、テレビの初日の出を見て、出勤し、気がつけば、小さい子供のように、電車の窓にへばりついて写真を撮っていたりする毎日です。
カメラはフィルムコンパクトカメラ、OLYMPUS (オリンパス)μ(ミュー)Ⅱ、フィルムは、FUJIFILM (フジフイルム) SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400、ノーマル現像です。
なぜこのフィルムコンパクトカメラなのかというのは、カメラと所作と時間とのかかわりになると思いますが、私は、撮りたいと思った瞬間に、目と手が直結しているように感じるからなのかと思います。ちょっと前でもちょっと後でもなく、その時で、その時は2度とこないのです。
身軽になって、そんな一瞬一瞬を積み重ねて集める、途方もない作業をしているのだと思います。
撮ってもすぐに結果はわからず、やり直しもきかない。できあがりは思っていたものと違う。カラーネガフィルムならなおさらです。もともと写真を撮るには、対象があるし、現像やプリントも、人の手に委ねたり、いろんな人の手を借りる。自分1人で完結できないのがいいように思うのです。
心おきなく写真が撮れることを願って、少しずつ、また、写真を撮りにいきたいと思います。