【OLYMPUS】REFIND OLYMPUS “M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3”
高倍率ズームレンズの良さとは何でしょうか。
一本で殆どの撮影が事足りてしまうということだと思います。
例えば、現在は時勢柄難しいかと思いますが、遠方へ旅行に行くとします。
撮影をメインに出かけるのでしたらレンズを複数本持っていくのが個人的にはセオリーに感じます。
しかし、撮影がメインで無い時にレンズを複数本持って行く事はないかと思います。
殆どの方が1本のみ持参し、多くて2本ぐらいではないでしょうか。
もし、1本持って行くとしましたら皆様はどちらを持って行きますか。
一般的には標準ズームや標準画角の単焦点、全員が同じではないですが大体は以上のような内容かと思います。
今回は標準ズームレンズ、正確には高倍率ズームレンズである「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」についてお伝えできればと思います。
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
F6.3 SS:1/320 ISO400
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
F6.3 SS:1/320 ISO400
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
F8 SS:1/500 ISO400
コロナ渦の為、旅行など遠方は出来ません、少しだけ近所を散策しながら撮影してみました。
この日は雨上がりという事もあり、空模様は雲がとても厚かったですが、そこはさすがのOLYMPUS
一つ一つの雲の質感をしっかり描写してくれています。
まず、驚いたのはこちらのレンズはズームリングのムラが少なかったことです。
通常高倍率ズームになるとズームリングの動きにはムラが出てしまいます。
レンズを下に向けた時に勝手にレンズが繰り出さないようにする為致し方無いものですが、
コチラのレンズではほかの高倍率ズームに比べてそれが少ないのです。
勿論、勝手に繰り出すこともありません。
続いては、広角端と望遠端それぞれ画角を見ていきましょう。
上が12mm(35mm換算で約24mm)、下が200mm(35mm換算で約400mm)
如何でしょうか、広角側と望遠側同じ位置からの撮影。
こうしてみると12-200mm(35mm換算で24-400mm)は、
撮影幅が広く、撮れない被写体を探すのが逆に難しいかと思われます。
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
F8 SS:1/400 ISO400
私自身は個人の嗜好の部分もありますが、望遠で切り取る様な写真が好きで望遠側での写真ばかりになってしまいます。
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
F8 SS:1/640 ISO400
今回使用したカメラはE-M1 Mark IIIですが、E-M5やE-M10でも十分に活躍するレンズですし、今年発売されたE-P7のプロファイルコントロールを使用する事で、旅行先などの思い出の写真にストーリー性を付け加えることが出来ます。
是非ともこちらのレンズとOLYMPUSのボディで楽しんでみてください。
レンズの利便性は勿論ですが、OLYMPUSの各ボディが写真をさらに魅力的なものにしてくれます。