マップカメラスタッフがお送りする、フィルムカメラやクラシックな写りのデジタルカメラをご紹介する『RetroStyle』
第2回目は、今でも名機と人気を博している『Nikon F3』
人気の秘密はどこにあるのか、実際に撮影をしてみてそれを体感しました。
(撮影した写真は全てD850とAF-S micro NIKKOR 60mm F2.8とES-2を用いてデジタル化しました。)
今回も使用したフィルムはKodak Color Plus 200 135 36枚撮り
今回使用したレンズは、Ai-S Nikkor 35mm F1.4とAi-S Nikkor 85mm F1.4です。
普段はデジカメでAモードで撮影し、ISOも100~800内のAUTOに設定しています。
撮影した時期は、天候が変わりやすく快晴の日が少ないので、ISO200のフィルムでも問題ないとみていましたが、この日は太陽の光がジリジリと暑い天気に恵まれファインダーをのぞく度に「2000+」という表記を見ました。
フィルムも1本しか持ち合わせておらず、撮影した写真が白飛びしてたというのは避けたかったので、とにかくファインダー内のシャッタースピードを見ながら適切露出になるF値に設定して撮影をしました。
筆者が撮影をする際は必ず、ピントを外した写真になっていないようにするために必ず3回シャッターを切っているのですが、フィルムでやるとすぐに36枚に到達してしまうので、1枚1枚の撮影を集中して撮るようにしました。
普段はスナップ感覚で直感的にいいなと思ったものはバシバシシャッターを切るのですが、今回の撮影では「ピント」、「構図」、「露出計」を何度も確認しており、これもまた新鮮でとても楽しかった記憶があります。
また現像するまでわからないのはいわずもがな、デジタルにはない楽しみのひとつです。
F3のもつ自動露出撮影に助けてもらいつつ、フィルム撮影を楽しみました。
また、今回使用したフィルムも個人的に好きな雰囲気でしたので、撮影後もD850でデジタル化しているのもとても楽しかったです。
今後もマップカメラスタッフが提供するRetroStyleをご期待くださいませ。