【ZV-E10発売記念】マスト・バイ・レンズ~ E 10-18mm F4 OSS 編~
自在に、シネマティック。レンズ交換式VlogCam。
2021年9月17日、APS-Cセンサーを搭載したレンズ交換式ミラーレス一眼カメラ「ZV-E10」が発売となりました。
今回は発売を記念し、我々カメラ専門店MapCameraのSONYコーナー担当スタッフがZV-E10をオススメレンズと組み合わせて各々自由に撮影を行ってもらいました。
それらをレンズ毎、作例と共にお送りいたしますので是非レンズ選びの参考にしてみてください。
Vlog=Video Blogの略称で一般的に文章で書かれるこういったmaptimesのようなブログの動画版です。
日本ではあまり馴染みの無い言葉でしたが、海外では以前から浸透しておりVloggerと呼ばれる、Vlogを作りそれらを発信する人が多数います。
今回、筆者がオススメしたいレンズはSEL1018。フルサイズ換算で15mm~27mm相当の広角ズームです。
なぜこの広角ズームレンズがオススメなのか作例と共に書いていけたらなと思います。
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【作例】
・自撮りがカンタン!
ZV-E10自体、バリアングルモニターを搭載しているため従来のAPS-C機種に比べ画面が被写体側に向くので自分を主体にした自撮りのような撮影がとても行いやすくなります。
Vlogが自分を主体にした撮影スタイルなので、自分が写ることが多々あると思います。その時にこの広角ズームであれば大きく手を伸ばさずともこのように広く写すことが可能です。
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【作例2】
・食べ物を撮ったりするのに便利!
Vlogなどの用途でブログのように食べたものを記録するために写真を撮る方も多いかと思います。昨今だとコラボカフェ等を訪れたりした時に注文したメニューの撮影をする際にも便利です。
そしてカバー範囲が換算15mm~27mmという点です。iPhoneの最新モデルの標準として使われている広角がおよそ26mm相当になるのでiPhoneなどの携帯内蔵カメラからレベルアップを図るユーザーの方にとって使いやすい範囲の画角になっています。
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【作例3】
・F値が変わらないF4通し!
映像など撮る際に引きの画から寄りの画にズームをする際にF値が変動してしまうと明るさだけでなく、ボケ感までも変わってしまいます。
しかしこのSEL1018のような通しのF値のレンズはズームをしてもF値は4のまま変わりませんので、ズームによる明るさの変化が起こりません。
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焦点距離:10mm(35mm換算:15mm) / 絞り値:f14 / シャッタースピード:15秒 / ISO:100
上記のオススメポイントに加え、さらにオススメのアイテムがリモコン機能付きのグリップ「GP-VPT2BT」です。
テーブル三脚にもなりますし、手元のボタンで写真撮影から動画撮影までこなせて付属のレンズキットについてくるような電動ズーム付きのレンズであれば、ズームの操作も可能な優れものです。
最初にご紹介した自撮り写真にもこのグリップは使われております。このグリップはBluetoothでの無線接続をしているので、もちろんカメラから離した状態でリモコンのように使う事も可能です。
三脚に立てて長時間露光を行えばこんな写真も簡単に撮れてしまいます。