【FUJIFILM】X-T30で松島を撮る。
筆者はなるべく機材を小さくしたいということで、コンパクトなFUJIFILMの機材をよく使用しています。最近はXF23mm F1.4 R LM WRの発表やXF10-24mm R OIS WRの発売、ラージフォーマットではGFX50S IIなどカメラボディにも後継モデルが発売され盛り上がりを見せてくれていますが、その中でも特に先月の9月2日に発表されたX-T30IIのAF性能や動画性能の向上がとても気になっています。
そこで今回は前モデルとなるX-T30をもって、そのコンパクトさと性能を再発見しに繰り出しました。
場所は日本三景の一つとしても有名な宮城県の松島です。
(※本撮影に当たっては、感染予防やソーシャルディスタンスを配慮して行っております。)
当時の天気は生憎の曇りでしたが、暑すぎず過ごしやすい気温でした。
夕方に到着しましたが、上述の通りの天気でしたので夕焼けを眺めることはできませんでした。そんな天気でも松尾芭蕉が形容しきれない景色だと感じることができました。
帰りにはウミネコが橋の手すりから海をじっと眺めていました。
人になれているのか、XF 56mm F1.2 Rでほとんど最短撮影距離からで撮影しましたが、こちらを気にも留めず、ずっと止まってくれましたので動画としても収めることができました。(今後こちらの動画もブログで紹介できればと思っております。)
飛び立つ瞬間は何かにめがけて海へ一直線に飛び込み、泳ぐ魚を捕まえくちばしに加えた瞬間は、辺りにいた人からも驚きの声が上がりました。
X-T30は今でも人気のあるX-T3の小型化モデルであり、夕方の雲りで少し暗めの天候でもストレスなくピントは快適に合焦してくれますし、鳥のカットは無心にシャッターを切っており見返すと30枚も撮っておりました。
コンパクトで切りたい一瞬を逃さないX-T30は静止画はもちろん、手ブレ補正付のレンズを使用するか、ジンバルを用いれば、動画も満足できる最高の1台だと感じました。
より一層、X-T30IIへの期待が高まり、発売が楽しみになりました。