皆様、フィルムはお好きでしょうか。
筆者はフィルム写真を始めたとき、このフィルムはどんな写りをするのだろう、と雑誌やネット記事等いろんなものを読み漁りました。
好みのものを見つけては試写し、前回使ったものとここが違うと一喜一憂したり、大変楽しかった覚えがあります。
「銀塩写真列伝」ではそんなフィルムに焦点を当て、各フィルムの特徴などを作例とともに紹介し、フィルム選びの助けとなることを目指しています。
9月18日から休暇を利用すれば最大9連休というシルバーウィーク。
いよいよ本日で連休も終わりです。
今回は昨日までの8本のブログの総集編となります。
写真から各記事にジャンプしていただけますので気になるフィルムが見つかった方はぜひそちらもご覧ください。
※今回掲載している写真は緊急事態宣言下での撮影は避け、スタッフが過去に撮り溜めたものとなります。
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『銀塩写真列伝 Kodak Color Plus 200編』
ISO200と使いやすい感度、優しい色味、Kodak製品の中でいま最も日常に根差したフィルムがColor Plus 200です。
とびっきりの撮影チャンスが無い毎日でも、散歩や買い物の際に持ち出せば、心を晴れやかにしてくれること間違いなしです。
『銀塩写真列伝 Lomography Color Negative 400編』
コントラストが高く色が鮮やかに出るフィルムで寒色系の色味が好きな方におすすめです。
日常的にも使いやすいISO400という感度独特の青味が特徴です。
状況を問わず常用できるフィルム、3本セットなのでシェアしても楽しいです。
ISO感度100の超微粒子フィルムで、高い解像度とシャープネスが魅力のフィルムです。
TRI-Xなどを生産してきたKodakモノクロフィルムの技術を駆使しさらに細かな描写を求めて作られました。
モノクロ写真を極める方にぴったりのフィルムです。
ぜひこのフィルムの持つ「モノクロの魔力」を感じていただきたいです。
粒状感をしっかりと感じる事ができるISO400のモノクロフィルムです。
コントラストが高く、レンズの描写もしっかりと生かしてくれます。
天気やシチュエーションに関わらず活躍してくれるフィルムです。
『銀塩写真列伝 Kodak PORTRA 400 リバイバル編』
PORTRAシリーズは現在160、400、800と3種類ありますが、その中でも400という使いやすいISO感度で人気のフィルムです。
温かみのある色合い、落ち着いた色調で撮影の対象を選ばず、普段から持ち歩くのにもおすすめです。
ぜひお気に入りのカメラやレンズに組み合わせていただきたいフィルムです。
きっとすぐに5本パックを使い切ってしまうはずです。
『銀塩写真列伝 FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400編』
緑の発色が綺麗で人肌もいきいきと表現してくれるフィルムです。
FUJIFILMのフィルムはSUPERIA X-TRA400やPRO400Hが終売となってしまいましたが、現在はこちらのフィルムがそれに代わってISO400フィルムの看板を背負っています。
フィルムの選択肢が減っていくことはさみしいですが、こちらのフィルムもSUPERIAの名に恥じない妥協のない写りです。
カラーネガフィルムで、35mm判にはなく中判カメラ用120フィルム(ブローニーフィルム)のみ販売されています。
派手になることなく、それでいて鮮やか、発色の傾向はPROVIA100Fに近いフィルムです。
バランスの取れた自然な色味で中判フィルムカメラを使ってみたいという方におすすめです。
しっかりとした粒状感が感じられ、コントラストは強め、明暗のはっきりした被写体に向いているフィルムです。
パッケージが非常にかわいらしく初めての一本にもおすすめです。
特に晴れた日に使いやすいモノクロフィルムでした。
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現在数多くのフィルムが販売終了となっています。
色々な種類のフィルムを楽しむことができるのは今がチャンスかもしれません。
ぜひこちらのブログでお気に入りの一本を見つけていただければと思います。
それではまた、シルバーウィークにお会いしましょう。
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