横浜への用事の帰り、久しぶりに海の方へ歩いてみました。
午後の風が吹いている中、肩から提げたLeica Qで写真を撮り始めました。
フルサイズセンサーとズミルックス28mm F1.7という大口径レンズをコンパクトなボディに収めたLeica Qはスナップにうってつけのカメラです。
1961年にこの地に係留されてから海の上にたたずむ氷川丸に、今も変わらない横浜を感じます。
夏の日差しが残る空をleica Qはしっかりと写していきます。
Leica Qは28mmの広角というレンズを搭載していますが、F1.7の明るさを持っているので被写体に寄るとしっかりとボケを出すことが出来ます。
赤い靴はいてた女の子像を背中側から写真に収めてみました。
じっと海を見つめる少女の視線の先には変わりゆく横浜が写っているのでしょうか。
赤レンガ倉庫の方まで来ると、海を守る船達がつかの間の休憩をしていました。
午後ののんびりとした雰囲気もQならスッと収めることが出来ました。
バッテリー込みで640gとコンパクトカメラとしては重量があるカメラですが、この重さが被写体に向き合う時の安定感につながっていきます。
橋の下からエンジン音がしてボートが進んで行きました。その上では新しくできたゴンドラが運河を横切っています。
新しい横浜と変わらない横浜。二つが交錯した午後のひと時でした。