今回撮影に持ち出したのは、「SONY α7C」と「CONTAX Biogon T*21mm F2.8(G)」。
「CONTAX G」シリーズはレンジファインダーの特性を活かした小型なレンズが特徴的で、小型・軽量なフルサイズα7Cとの相性も抜群。
レンズの種類は全7種と少ないものの、少数精鋭のレンズラインナップとなっています。
前回は「CONTAX Sonnar T* 90mm F2.8 (G)」を使用した撮影を行いました。
早速ですが、撮影した写真を紹介していきます。
東京・築地にある築地本願寺でのファーストショット。
この建物は建築史家の伊東忠太博士による設計で、インド等アジアの古代仏教建築を模したオリエンタルな外観が特徴的です。
21mmのワイドな画角により建物をダイナミックに捉えてくれました。
オールドレンズが好きな私は、周辺部分の「描写」「減光」がとても好みです。最新レンズの周辺部まで流れることが無く素晴らしいレンズもありますがこの様な味わい深いレンズを時々使いたくなります。
境内の各所には数多くの動物の彫刻が見られます。
この不思議な動物像は全13種類あるらしく、各動物がどんな意図で配置されたのかは、いまだ謎のままのようです。
築地本願寺から勝鬨橋(かちどきばし)まで移動しました。
次の夕日を撮影したカットはピントが中々定まらなかったので、MFに切り替えて撮影。
今回使用したマウントアダプターは焦点工房 「SHOTEN GTE」、AF駆動用モーターを搭載し、AF動作に対応したマウントアダプターです。
アダプター側面部にあるファンクションボタンからAF/MFの切り替えがワンタッチで行えるのもこのアダプターの魅力です。
ちなみに、「CONTAX Biogon T*21mm F2.8(G)」はマウント面から大きく後ろに突き出すようなレンズ構造をしており、最近のレンズではあまり見られない形なので、レンズを見ているだけでもなかなか面白いです。
今なら、レンズの在庫もございますので、興味のある方は是非お試しください。
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