まだまだ暑い日はありますが、8月のころの空気とは明らかに違ってきているのを感じます。
例年ですと涼しくなってカメラを持って外に出やすくなってくる季節。
日差しが少し変わるからか日常の風景も変わって見えてきます。
今年も一年で最も過ごしやすい季節の訪れを可能な範囲で楽しく過ごしていきたい、と思ってしまいます。
ですが、外に出るのはもう少し我慢して今回は過去の写真を中心に望遠レンズを使って撮った秋の写真をいくつかご紹介させていただきます。
自宅近くの川沿いを自転車でしばらく走ったところに素敵なコスモス畑があります。
残念ながら今年は花が植えられていないので見ることができません。この写真は数年前のちょうど今頃、この公園で撮ったもの。
前回のブログで紹介したNikon AF−S Nikkor 300mm F4E PF ED VR レンズを初めて使った場所です。
最初の写真は奥にピントがあっています。そこ以外は花の色がきれいにボケて、画面全体をにじむように覆っています。
2枚目の写真は満開そのもの。この時の花の状態が最高に見頃だったことがわかる1枚です。
コスモスの写真を撮った翌月、入間航空祭でのブルーインパルスのパフォーマンスを撮影しました。
自宅近くの川の土手から狙ったものです。望遠レンズで動きの速い被写体を追ったのはこのときが初めてです。
1枚目の写真は300mmの焦点距離のレンズでも十分届く距離のところで捉えることができました。カメラはフルサイズ機のNikon D800です。
トリミングをしないで済むくらいの距離で撮影できる瞬間が訪れたのは幸運でした。
2枚目のそれは決してきれいなものではないですが、街中をブルーインパルスが猛スピードで編隊飛行するという非日常的な光景の1枚、という意味で気に入っています。
ちなみに入間航空祭は昨年に続き、今年も中止となっております。
秋といえば、学校行事をはじめとした運動会やスポーツ大会などの撮影で望遠レンズを使用する方がたくさんいらっしゃいます。
残念ながら、息子の通う学校の今年の運動会は中止になりました。これに関しては来年以降の楽しみにとっておきます。
写真は公園で遊んでいる時の1枚ですが、子どもと背景との距離がちょうどいい具合のようで、被写体が浮き上がっているように見える望遠レンズらしい描写になりました。
エントリー機種などを最初に買ったときについてくるキットレンズではこういうグッと寄った写真を撮るのは難しいかもしれません。
300mmくらいの望遠域を使用するとここまで撮りたいを際立たせることができます。
運動会などでもきっと活躍するでしょうから手に入れて気合の入った撮影に挑むのもいいかもしれません。その時の筆者のおすすめはもちろんNikon AF−S Nikkor 300mm F4E PF ED VR です。
今回の写真を見ると、秋は人間をはじめとしたあらゆる生き物の活動が活発になる時期であると改めて感じます。当然、そんな時は撮影も楽しいものになります。
上記の通り、イベント等の中止によって今年は撮れない写真がある反面、今回の秋はこれからいったいこのNikon AF−S Nikkor 300mm F4E PF ED VR レンズでどんな写真が撮れるのか楽しみです。