【PENTAX】K-3 MarkIIIのカスタムイメージ〝ほのか〟の話
PENTAXと言えば「色表現」
緑や青など自然な色に定評があります。
私はどちらかというとハイコントラストよりも若干彩度が低い淡めな写真が好きで、撮影した写真の色を加工するときは割とコントラストや彩度を下げています。
ただ、自分でもどう説明していいか難しい所ですが、色が褪せているような画像ではなく、本当に『淡い』色が好きなのです。
中々撮って出しで、この色だ!という色設定に出会った事はないのですが、ペンタックスのカスタムイメージを触っていたらツボすぎる色を見つけてしまいました。
それがカスタムイメージの〝ほのか〟です。名前の通りほのかな色合いで線もふわっと映っています。
色が薄いわけでもなく、色がつぶれているわけでもなく、中々表現が難しいですが、なんとも言えない発色です。
線がふわっとしていると書きましたが、決して描写性能が下がる訳ではなく、少し絞れば遠くの鉄塔まで映してくれます。
彩度が薄い設定となっていますが、作業着のわずかな色の違いも錆びもしっかり写してくれています。
陸橋を歩いていたら素敵なマンションの渡り廊下を発見。
ドラマのワンシーンに出てきそうな団地でした。
流石ペンタックスの色合いです。
〝ほのか〟を使っていても緑が褪せることはなく、青々しくかわいらしい発色です。
空飛ぶエビを発見。フワフワして花から花へ飛び移っていて可愛らしかったです。
もふもふな様子がまるで鳥にも見えます。
このレンズは DA★ 55mm F1.4 SDM を使っています。ボケも色味も合いまってとても可愛らしい写真が撮れました。
近いうちになくなってしまうヴィーナスフォート。最後に思い出作りに立ち寄ってみました。
無くなってしまうと知ってから余計に儚く美しく見えます。
〝ほのか〟の色は薄暗いところも良く映えます。
私は〝ほのか〟の設定で彩度を少し上げた色遣いがとても好きです。
今後もいろいろな設定を試してみて、お気に入りの色を探していこうと思います。
▼▼使用した機材はコチラ▼▼
▼▼関連機材はコチラ▼▼