【SONY】GMレンズで紅葉を撮る
SONYSONY G Master/G lensα7 IIIカメラの楽しみ方スタッフおすすめ機材単焦点を楽しむ厳選アイテム紅葉
東京は紅葉が見頃なところも増えて写真撮影に良い季節になりました。
今日の機材に選んだのは、SONY α7IIIとSONY FE 85mm F1.4 GMです。
フルサイズのEマウントで使える85㎜のレンズは初期に比べてだいぶ増えました。
このレンズはG Masterレンズの中でも2016年発売と初期のモデルです。
私が購入したのも、α7シリーズを使うようになってすぐでした。
それから選択肢が増えた85㎜。買い替えという選択肢もありましたが、ボディは買い換えてもこのレンズだけは他のレンズを選べずにいます。
問題があるとしたら850gある重量と他のレンズに比べてAFが遅いことですが、光の表現や溶け込むボケが美しい描写性能などを気に入ってしまうと手放せなくなります。
動体を撮影するとなると他の選択肢となるのでしょうが、私の場合そこまで動体を撮る機会もないので困ったことは全くないです。
そろそろ、今日撮影してきた紅葉の話をします。つい、好きなレンズの話には熱が入ってしまいます。
銀杏並木の黄葉が金色に見えるくらい、天気が良い秋の昼間。
時期は11月半ばですが、気温は春のように暖かい散歩日和です。
もみじの紅葉は、緑から赤になりかけている色が混じっている時期が一番好きです。
自然が作り出す2つの色をつなぐグラデーションが美しいです。
日の光が葉に透けて、透明感を感じる1枚になりました。
こういう透明感がある1枚というのは天候が味方してくれないと撮影できない1枚です。
秋といえば…、という被写体の一つにススキがあります。
ススキもどう撮影すれば見栄えが良いのか悩むところですが、今回は風にそよぐススキをできる限り寄って撮影してみました。
原っぱの真ん中にある気になる木(ケヤキ)も秋の色に染まっていました。
いつもは緑で鮮やかな芝生に、たくさんの花畑で覆われている広い原っぱですが秋と冬はセピアカラーで違った雰囲気になります。
原っぱの中にある花畑では、来年の春の花の準備が始まっていたので楽しみにしておきましょう。
平日の昼とはいえ、これだけ素晴らしい紅葉があり天気が良いときたら人が少ないわけもなく紅葉している木の下で写真撮影を楽しむ人が多く見られました。
突然ですが、みなさんは椿と山茶花の見分けがつきますか?
代表的な見分け方としては、花びらが散るのが山茶花というものがありますが…、それ以外はなかなか難しいのです。
プロの造園業の人すら、間違うそうですから間違うのはおかしい話ではないんです。
花が咲く時期が早く、10月頃から11月末まで開花が見られるのが山茶花です。
冬になり似たような花をつけている木は、椿だと思います。
日本庭園と紅葉というベストマッチな組み合わせ。雰囲気があります。
紅葉しているもみじは、すっかり真っ赤になっていました。
色づいている木もあれば、まだまだ緑色の木もあります。
正午をすぎて高くなった太陽からの強い日差しが水面に反射して白い玉ボケを作ります。
G Masterレンズで紅葉を撮影した写真、いかがだったでしょうか。
見ていただいた皆様に少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。
85㎜という画角はポートレートレンズといわれる代表格。
私ももちろん、このレンズで人物撮影を行ったことがありますが、被写体との絶妙な距離感と解像感が抜群で使い勝手の良い一本です。
ぜひ、お手に取って実際にお試しください。
今回使用した機材はこちらです