11月も後半となり、そろそろ秋から冬へ、イルミネーションが飾られる季節となってきました。
そんなわけで、冬の光を求めて夜の東京を少しお散歩です。

撮影した日は夕方まで雨が降っていました。
しっとりと雨に濡れた地面に光が反射して、とても幻想的な雰囲気に撮れました。

その時々の偶然のめぐり逢いによって被写体が変化するのも撮影の楽しみです。
行くときには降っていたら嫌だな……等と思っていましたが、雨によって鏡のように反射する地面が生み出されたことで写真の魅力が増したように感じます。

それでは、イルミネーションが飾られているところまで降りていきましょう。

クリスマスが近づけばもっと彩られるのかもしれませんが、今年は世情を反映しているのか以前に比べると若干落ち着いた感じの飾りつけでした。
とはいえ、こうしたどことなく厳かな空気の光景も悪くはありません。

階段の左右に飾られたイルミネーションが地面の反射によって魅力を倍増してくれています。

水晶で出来た樹のようなツリーも飾られていました。ライトアップによって色が変化するため、見ていて飽きません。
同じように写真を撮っている人も何人か見受けられました。

偶然の雨がこうじた光の演出も堪能できましたし、冬だからこそ見られるイルミネーションの光は毎年の楽しみのひとつです。
そして手軽に持ち運べて、こうした光景を即座に撮影できるRICOH GR IIIは本当に日常使いで頼りになるカメラだなと改めて実感いたしました。