【Nikon】Z6 IIと、ライカと。
普段は『Leica M9』を愛用している者です。
CCDの独特の発色。レンズの味を感じる絵作り。少しもっさりとしているプレビューなど全てが素敵。
しかしながら、ニコンのカメラ、レンズを使うたびに「これイイな〜」となっている自分もいるのです。
各メーカーのカメラを色々と使ってきましたが、やっぱりニコンはちょっと違う。
完全に感覚的な話になってしまいますが、ライカで感じる「これイイな〜」と、ニコンで感じる「これイイな〜」は近い所にあると思うのです。
少し前にKasyapa用で撮った別カットになるのですが、この約3万円のレンズも、100万円するノクトF0.95も、レンズの味をちゃんと写真にしてくれるカメラだなと感じます。
言うならばレンズが主役で、ボディはそれを最大限に引き立てる役割。当たり前のように聞こえますが、デジタルになってから必ずしもそういう関係ばかりではなくなったのかなとも思ったりしています。
今回はブログ用にRAW現像していますが、現像してもやっぱり何かが違う。
他のカメラで近しい絵作りにすることが出来ても、写真から感じる印象まではなかなか近づけられないと思うのです。
ちなみにライカも「ライカレンズの性能を最大限に引き出せるようにセンサーを専用設計している」メーカーです。
M8の頃はそれが理由でセンサー前の赤外線除去フィルターを取り払って製品化するというアグレッシブな設計がされていたりもします。
ライカ好きはニコンも好き、ニコン好きはライカも好きと勝手に思っています。
『Nikon SP』の素晴らしさと言ったら…と、こっちの話をすると更に脱線するのでやめておきましょう。
取り留めのない話になってしまいましたが、好きなカメラってそういう事なんだと思います。「この子と気が合うな」という。
今オートフォーカスと高感度とは無縁の生活を送っていますが、次に買うのはニコンがいいなと写真を見るたび、使うたびに思うのでした。