RF24-105mm F4-7.1 IS STMと言えば、EOS R6、RP レンズキットとしても人気な標準ズームレンズです。幅広い焦点距離にさらにMF時にマクロ機能も備わっているなどこれ1本あれば様々なシチュエーションに合わせて撮影をカバーすることができ、いわばCanonのRFレンズの顔ともいえる存在ではないでしょうか。
EOSRシリーズで撮影する際、RF24-105mm F4-7.1 IS STMを合わせて撮影を行った私が、
RFレンズの魅力として今回紹介させていただきます。
1.高画質
大口径レンズとセンサー直前までレンズを配置できるショートバックフォーカスのおかげで画面中心部から周辺部まで高画質です。
また、大口径レンズの球面収差補正、歪曲収差補正、ズームレンズの小型化を解決してくれるのが非球面レンズですが、もちろん非球面レンズが搭載されています。
実は、1970年代前半に商品化に成功しており、
長年の技術の進化によってさらに優れたレンズとなっています。
レンズキットに付属しているレンズなので画質面が気になるという質問をいただくことがありますが
このように心配を払拭してくれるCanonならではの最新テクノロジーが搭載されています。
2.ISでより快適な撮影へ
IS(手振れ補正)
とCanonでは表記されます。手振れ補正は最近どのレンズにも搭載されていますが、
Canonは世界に先駆けて開発しています。
手振れを起こしそうなシーンに合わせて設計されているため手持ち撮影は快適です。
普段風景の写真を撮ることが多いので、カメラを上に持ち上げて撮影することがあり不安定になりがちですが、しっかり高精度な補正をしてくれます。
3.操作性に優れたデザイン
RFレンズすべてにいえることですが、シンプルな操作系に快適な撮影を行うことができるコントロールリングが搭載されています。
手振れ補正などスライド式切り替えスイッチのため指1本で操作可能。
そして、レンズ前方にはCanonRFレンズ特有のコントロールリングが搭載されています。このコントロールリングは二つの機能を使用でき、
フォーカスリングとして使用または、シャッター速度や絞り数値の設定することができます。
(あらかじめカメラボディでの設定が必要です。)
4.最後は何といってもコンパクト。
同クラスのEFレンズに比べて小型軽量を実現しています。
レンズ約395グラムと言ってもどれぐらいなのか伝わりづらいかと思いますが、
持ってみた感想としては、「軽い!」と声を大にして伝えたいほどの軽さです。
色々と紹介させていただきましたが、
実はRF24-105mm F4-7.1 IS STMのみならずRFレンズすべてに言える機能や技術です。
進化を続けるRFレンズ、今後も楽しみです。
レンズを選ぶ際に焦点距離にフォーカスしがちでしたが
技術や機能を見てみることでより使いこなすことができると感じました。